阿闍梨餅本舗 京菓子司 満月 独特のモチモチ食感の阿闍梨餅を食す~ 京都ぶらり旅(2014秋)その10
12/7~8の2日間、京都ぶらり旅。
出町で名物の豆餅を賞味し、下鴨神社でお参りと紅葉を撮影したあとは、歩いてある老舗の京菓子のお店へお土産を買いに行く事に。
- 豆餅の店『ふたば』と下鴨神社の紅葉の様子は以下のエントリーで。
E-M1と晩秋の京都で紅葉撮影を楽しむ ~ 京都ぶらり旅(2014秋)その4 | 旅とTABIの記憶書
出町 ふたば 平日も行列の絶えない超人気和菓子店の名代 豆餅 ~ 京都ぶらり旅(2014秋)その9 | 旅とTABIの記憶書
場所は京都大学などがある百万遍交差点のほど近く。鞠小路通り沿いにある『阿闍梨餅本舗・満月』。
まぁ私は京都旅先案内人のそーちゃん(@sohichiro)の後をノコノコついて行っただけなので、一人で辿り着けるかは微妙…。
京都らしいお土産何がいいかなと考えた時に、京都好きの友人Yさんから勧められたのがこの『阿闍梨餅(あじゃりもち)』という和菓子。比叡山で修行する僧にちなんで命名されたらしい。※『阿闍梨』の語源はwikipediaを参照。
下鴨神社から徒歩で向かったのでなかなか歩き応えがある距離だった。そして満月に到着。
ちなみに道路挟んで真向かいも阿闍梨の看板が…どうらや満月の本社らしい。渋すぎる…。
さっそく店舗へ。
お土産に選んだのはもちろん『銘菓 阿闍梨餅』。この阿闍梨餅以外には『京納言』『最中』『満月』といった和菓子4つのみの取り扱い。
というのも、こちらでは一つの餡(あん)で一種類のお菓子しか作らないという基本方針があって必然的に大量に作ることができないからだそう。一つのお菓子に対してそれにあった餡を作り上げていくなんてこだわりが半端ないですね。
取り敢えずお土産用に買ったのですが、中に座って食べるスペースがあったので、我々も一つだけ買って(1個から買うことができる)イートインスペースで食べることに。
こちらが阿闍梨餅の袋に入った状態。お茶も一緒に出してくれる。
そしてこれが阿闍梨餅。京菓子らしいきめ細かさがありますね。一見すると餅というより饅頭…!?
実際に手で持った感じもあれ?饅頭っぽいなと…なんで餅なんだろう??
手で半分にちぎってみると、中に餡がたっぷり!そしてちぎった時の感触が伸びるというか粘るような感触があって、ちょっと饅頭とは違うなというのがわかる。
一口食べてみると、この丹波大納言の粒餡のまた上品なこと!甘すぎず重すぎずでちょうどいい加減。そしてこの餅と思われる餡を包んでいる皮の部分が、確かにモチモチっとしている。
ココだけ見るとどら焼きっぽく見えなくもないですが(笑)どら焼きとはまったく食感が違う(そもそも皮が薄い)…いろいろな素材を練り合わせた餅生地だそうです!これは微妙に今まで味わったことがない食感ですね。上品で美味しい和菓子でした。
今回は阿闍梨餅を賞味したけど、他の三つの和菓子も美味しそう。また京都へ来た時に他の3つも賞味したいですね。(東京都内・大阪・名古屋・横浜・札幌でも阿闍梨餅と京納言は買うことが出来るようです)
京都らしいお土産の一つに是非オススメ!
賞味期限は5日程度なので、旅の最終日に購入してすぐに渡して食べて貰える人向けのお土産ですね。
- 店舗情報(満月のHP)