地元 川崎大師のくず餅 6店舗を食べ比べてみた!

地元 川崎大師のくず餅  6店舗を食べ比べてみた!

私の住んでいる川崎大師周辺には、言わずと知れた『くず餅』という名物があります。

ちなみに川崎大師の『くず餅』は『久寿餅』と書きます。

初詣などの行事で参拝に来た人達は、お土産に買っていく人も多いかと思います。

私もこの近辺に住むようになってから5年程度ですが、横浜に住んでいた35年ほど前から親に連れられてよくお参りに来て、その帰りに買って家でよく食べていたので昔から馴染みの深い食べ物なのです。

川崎大師 大山門

ウチでは数ある久寿餅の店の中でも『住吉』の久寿餅を買っていたので、その流れで記憶する限り住吉の久寿餅しか食べたことがありません。

で、最近他の店のを食べてみようと思って、『松月庵』の久寿餅を食べたところ住吉とは同じ久寿餅でも風味が違うんですよね。

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じゃあ、この川崎大師で一番美味い久寿餅ってどこなのかな?っ思って、この際だから持ち帰りできる久寿餅を買ってきて食べ比べをしてみよう!なんでアホな事を考えてみたわけです。ジモトの名物ですしそれくらいは押さえておかねばっ!ってことで。

食べ比べをした店は川崎大師駅を降りて、表参道から大山門手前の仲見世通りまでにある久寿餅を販売している6店舗。

  • 住吉

大山門目の前の一番目立つ場所にある久寿餅の店。

住吉

  • 蕎麦膳 はやま

住吉の向かいにあるお蕎麦屋さん。久寿餅も販売している。

蕎麦膳はやま

  • 松月庵

ちょうど表参道から折り返して仲見世通りに入る手前に位置するお蕎麦やさん。ここでも久寿餅を販売している。

松月庵

  • 恵の本

表参道ちょうど真ん中ぐらいにポツンと一軒ある。

恵の本

  • 住吉屋総本店

恵の本の斜め向かいに店を構えているのが住吉屋総本店。
さらに、川崎大師方面に少し戻ったところに工場兼直売所もある。
ちなみに『住吉』はどうやらこの『総本店』から暖簾分けをした店のようですよ。

住吉屋総本店

  • 福嶋屋

そして最後に、川崎大師駅を降りてすぐ表参道に入ったところに店を構える福嶋屋。

福嶋屋

下の写真が各店舗の久寿餅の外装。
左上から住吉、松月庵、はやま、恵の本、住吉屋総本店、福嶋屋の順。
上の4つが2人前で、下の2つは1人前から販売している。

久寿餅のパッケージを並べた写真

パッケージを開けて久寿餅を並べてみた。
先程と順序が変わってしまったが、左上から、はやま、恵の本、住吉、松月庵、福嶋屋、住吉屋総本店。

写真では分かりにくいが、住吉、住吉屋総本店、はやまは少し灰色かかった濃い色をしている。
一番白に近いのが恵の本だったが、松月庵、福嶋屋もそれほど変わらない。

久寿餅を6個並べた写真

さて、これより食べ比べ。まずはいつも私が食べている『住吉』から。(2枚入り 750円)

住吉の久寿餅の中身

と言っても比較する材料がないので、久寿餅そのものの食感とかの感想を書こうと思います。

まず『くずもち』と書いてありますが、いわゆる葛粉から作られた『葛餅』とは材料も食感も別物です。この『久寿餅』のほうは葛粉ではなく、小麦粉から精製したでんぷんを乳酸菌で発酵させたもの。

ぷるるんとした食感の葛餅に対して、久寿餅はモチモチとした食感と発酵させているので、やや独特の風味があります。

モチモチといっても、お米の餅のように伸びる感じではなく、弾力性があるんですよね。包丁で切っても刃にくっつかないですし。

何に似ていると例えようとしてもなかなか近いのが思いつかない独特の食感です。

くず餅』の有名どころとして、亀戸天神の船橋屋がありますが、ここのくず餅と比べるとやや灰色っぽい色と発酵させた時の独特の香りがあります。

黒蜜は、沖縄の黒糖から作られたものと謳ってますが、他の店もだいたい沖縄産の黒蜜を使っているようです。

かなり濃厚な黒蜜ですが、久寿餅独特の香りを残しつつ上手くバランスは取れていると思います。

久寿餅を皿に載せた写真

ちなみに上の写真のように、直接きなこと黒蜜をまぶす食べ方をすると、必ずと言っていいほどむせます(笑)

 

2番目は『恵の本』の久寿餅。(2枚入り 700円)

恵の本の久寿餅の中身

皿に載せた写真はどれも同じに見せるので、敢えて載せません(笑)

住吉との比較になりますが、久寿餅の色が白っぽくて、固さも少しやわららかい感じです。

匂いも住吉ほどのクセはないです。

黒蜜もやや薄味で、ドロドロした黒蜜ではなくさらっとしてます。

住吉のがちょっとクセがあって苦手という人には、こっちのがいいかも知れません。

 

3番目は『はやま』の久寿餅。(2枚入り 700円)

はやまの久寿餅の中身

正直私は、『住吉』との違いがわかりませんでした(笑)

外装や黒蜜のパッケージは微妙に違うんですが、見た目も実際の食感も住吉と同じものだなぁ。

店も住吉の目の前にあって、蕎麦屋としてのスペースのが広いので、それほど久寿餅を前面に出しているお店ではないところも引っ掛かってます。(まぁ、他で作ったものをパッケージを変えて売ることが悪いとは全然思ってないのでね。そういうのは世の中にいっぱいありますから。)

とりあえず、私の味覚では違いがわかりませんでした。うーん、ちょっと自信がなくなってきたぞ。

 

続いて4番目は、同じくお蕎麦やさんの『松月庵』の久寿餅。(2枚入り 700円)

松月庵の久寿餅の中身

久寿餅の色、食感は『住吉』と『恵の本』の中間ぐらいの印象。どちらかというと恵の本に近い感じがする。

黒蜜の濃さや味もどちらかというと恵の本に近い。同じのような、でもちょっと違うような…少しずつ食べ比べてるとだんだん感覚が麻痺してくる。

以前にも松月庵のを食べたことがあるが、私的にはこれくらいのクセのないほうが好きかもしれない。

 

そして5番目は、元祖?久寿餅の『住吉屋総本店』。(1枚 300円)

住吉屋総本店の久寿餅

殆どの店が2枚からの販売なのだが(松月庵はあとでカップサイズで売っていることに気がついた)、この住吉屋総本店とこのあと紹介する福嶋屋は1枚から販売しています。

1枚といってもさらに小ぶりで一人分にはちょうどいいサイズ。お一人で食べるのを前提としているのか切れ込みも入っているのでそのまま箱から出さずに食べることができます。

さすがに2枚だと一人で持ち帰って食べるには少し量が多いから、始めて買う一人暮らしの人は躊躇してしまうと思う。これぐらいのお手頃サイズを扱っているのはお一人様にはありがたいことででしょう。

さて味のほうはというと、餅のほうはやはり『住吉』との違いは分からなかったです。というより元祖がこっちなので『住吉』のほうが元祖の味をそのまま引き継いでいるということでしょうか。

気のせいの範囲かもしれないですが、違いを感じたのが黒蜜の方。この『総本店』味、香りとも少し濃い感じがしました。

黒蜜の主張が少し強くて久寿餅の独特の匂いが消えてしまう感じがあったので、バランス的には『住吉』のがいいのかなと言うのは個人的な感想。

でもこの辺は好みの問題だと思いますし、正直気にしないで食べてたら分からない程度のモノです。

 

そして最後は、『福嶋屋』の久寿餅。(1枚入り 450円)

福嶋屋の久寿餅

この店も『住吉屋総本店』と同様に1枚から販売。こちらは通常の1枚サイズ。2人でちょこっとつまむぐらいぐらいならこのサイズで十分ですね。

色は『恵の本』に近い白っぽい見た目ですが、まず切ったときの感触が他の久寿餅と違って、スッと切れます。

普通だとホークで半分に切ったりするときに少し力が必要なんですが、ここは殆ど力を入れることなく食べやすい大きさに切れます。その分、モチモチした感触は薄いですね。

黒蜜も今までの中では一番の薄味。全体的にあっさりとした味わいです。

そして最も違うのが食感。口の中に含んで噛むとグシュっと形が崩れていく感じ。全体的に餅の中に含む水分が他の店よりも多いような感じです。

個人的にはもう少しモチモチ感があったほうがいいんですが、コレはコレで店の個性が出ていいのかなと思います。

 

まとめ

ちょっと自分の味覚レベルでは当てにならないかもしれないですが、参考程度にということでありますが…味の違いは大き次のく三つに分かれるかなというのが独自の結論でした。

  • 住吉屋総本店、住吉、はやま … 濃厚な黒蜜、ややくすんだ色、やや固めで弾力がある、発酵時の独特の香りが強め
  • 恵の本、松月庵 … 比較的あっさり黒蜜、白っぽい、程よい弾力と食べやすい食感、クセがあまりない
  • 福嶋屋 … あっさり黒蜜、弾力少な目で水分が多め、噛むとグッシュっとした独特の食感、香りは上の2つの中間ぐらい

途中から食べて、自信がなくなってきたので改めて朝に『住吉屋総本店』と『住吉』を同じ皿に載せて食べ比べましたがやはり違いは感じられなかったです。(半分より上が住吉屋総本店で下が住吉)

写真 2014-08-14 6 13 05

まだ残り消化し切れていないので、改めて食べ比べてみて何か違いを感じ取ったら追記するとします。

でも、今回で当分久寿餅はお腹一杯な感じです(^^;

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