三浦海岸 海鮮 回転寿司とは思えないハイクオリティー 三崎港のマグロと地魚を賞味する
もうかれこれ一か月前の話で恐縮だが、仕事が立て込んでいる合間を縫って、三浦半島の三崎方面へ気分転換がてら平日に日帰り散歩に出掛けてきた。
もう河津桜はピークを過ぎたタイミングであるので、休日でもそれほどの混雑はしないだろうとは思ったが、気分的に静かに過ごしたいなと言うのもあってここしか休めそうもない。という平日の一日を選んでのお出掛け。
ところがこういう日に限ってあいにくの大雨。このところ平日に出掛ける時は雨に祟られる日が多い。日頃の行いだろうか。。。
当初は油壷マリンパークに行った後、三浦半島の先端にある城ケ島の日帰り入浴をして三崎港でまぐろ料理を賞味する予定であったが、昼過ぎから油壷から三崎港まで移動したものの、あまりにも雨風が強くなってきて、移動もままならない(この日は車ではなく電車とバスで移動)状況になってきそうであったので、当初の予定は断念して急遽別プランを考えることに。
出来るだけ雨の中、徒歩で移動せずに同じような楽しみ方が出来ないか?と思いついて向かった先が三浦海岸。三崎港から路線バスで三浦海岸駅まで向かう。三浦海岸には「マホロバマインズ三浦」というリゾートホテルがあり、ここの入浴施設は日帰りでの利用も可能だ。三浦海岸駅からは徒歩で10分弱のところにあるが、送迎バスが走っていて濡れずに辿り着けるのがありがたい。
マホロバの日帰り入浴でいい湯に浸かった後は送迎バスで三浦海岸駅に戻り、目的の回転寿司の店へ向かう。
駅からは歩いて3分程度の場所であるが、とにかく横殴り混じりの大雨で目的の店に着く前に挫けそうになる。
店の中に入りたい一心だったので店構えの写真を撮ることすら忘れてしまったが、今回目的の回転寿司の店、「海鮮(かいせん)」に到着。
人気店ということだが、平日でしかもこの悪天候ならそれほど混まないだろうという目論み通り、店の中を覗くとまだ十分に空席がある。
店の中に入ると、寿司職人の板場を囲うように席が配置されているのは、回転寿司お馴染みの光景。手前真ん中から左側が一人席のカウンターが20席。右側が6人座席が4つだったか5つだったか。。。それほど大きな店舗ではないが、カウンター席の後ろの空間も広く狭苦しい感じは皆無。
ただ、カウンター後ろに「待ち」用の椅子が並べられているところを見ると、どうやら週末とかは普通に並ぶほど混み合いそうな感じだ。
まずは、最初の一杯。私はビールはダメなのでお馴染みのレモンサワーで(笑)
メニューを見てみる。さすが鮪処だけに鮪のメニューも豊富。そして普通の回転寿司チェーンにはない地魚モノも。
そして通常メニュー以外に、おススメのメニューも充実。
なんとくじらの握りまである。
ちなみに回転寿司の店であるが目の前のレーンに寿司は一つも回っていない(笑)
たまたまこの日は人が少ないのでオーダーのみとしているのだろうか?
まずは一品。やはり鮪処であるので一番最初に目に入った炙りカマトロ三貫握りを注文。
見よ!この食べる前から旨さが伝わってくるような艶やかな炙りトロを。
口の中に入れると、口の中でとろけるような旨さ!これは回転寿司のクオリティーじゃないす!
取り敢えず私が食したネタを載せておきます。あれこれ書いても旨さの表現に乏しいので画像で見たほうが伝わるかと(笑)
地黒ムツ。
ホッキ貝
地サバ。三崎近海の地付きのサバだろうか?身がしっかりしていてサバとは思えない。
アオリイカ。
中トロ。身が厚い~!
アワビ。コリコリといい歯ごたえ。
金目鯛。
これだけ寿司ネタがいいとつい手を出してしまうのが日本酒。回転寿司屋なので種類は多くはないが、「東光」という山形の地酒を戴いた。スッキリとした旨味で寿司にもよく合う感じ。
太刀魚だったかな?
他にもまぐろ満開セットとか地魚セットとか気になるネタがまだまだあったのだが、最近小食ゆえこれで十分。また次に来る時の楽しみとしよう。
高そうなネタばかり注文したので、会計の時にヒヤヒヤとしたが2人で割って1人当たり3,500円ぐらいと思ったより安かった。私はあまり飲む方ではないので、普通に居酒屋に入って飲み食いしても同じぐらいの額を考えるとこっちの方がはるかに満足度は高い。
この値段で回転寿司とは思えないクオリティーなのだからわざわざ足を延ばして食べに来る人が多いのも頷ける。
休日はとても混み合いそうな感じがするし、ゆっくり食したいのであれば平日行かれるがおススメ。三浦方面のレジャープランに三崎港のまぐろ店もよいが、敢えて三浦海岸のこちらの回転寿司をチョイスしても満足して頂けるのではないかと思う。
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