リッチモンドホテル福島駅前 福島駅西口がすぐ目の前の好立地でルーム広し!
撮影目的の旅、特に車での移動ともなると基本的に寝る場所も車の中で過ごす事が多い。
近くに温泉地などがあると勿体ないなと思う事もあるのだが、日の出前から待機していたり暗い中での撮影のケースも多いため、こればかりは仕方がない。
ただ、車での移動というのは疲れる上、初めから寝床を前提に自家用車をカスタム化しているのならともかく、コンパクトカーをレンタルして移動している身としては、車の中で寝てもなかなか疲れが取れないので、ちゃんと寝床でゆっくりしたいなと思う事がある。
数か月前の話で恐縮だが、春まっただ中に東北方面へ桜の撮影を行った時もそのようなテンションだった。正確には行った時にそう思ったというより、行く前から体力的に少し自信がなかった時だったので、数日前に急きょ寝床を確保したのだ。
と言っても、先程も言ったように、通常の温泉旅館等では日の出前にチェックアウトはもちろんのこと、そのような時間帯に外出もしにくいものがある。そこへ行くと、ビジネスホテルやシティホテルは深夜チェックイン/早朝チェックアウトも普通に可能な場所が多く、今回の旅のようなケースにとても使い勝手がよい。もちろん、目的地までのアクセスが比較的良い市街地という条件が付くのだが、今回は福島県福島市街からほど近い、花見山公園と言う場所への撮影だったので、立地的に宿を確保しやすかった。(しかし撮影そのものは、私の事前リサーチ不足で狙った時間帯に現地に到着できず、残念な結果になってしまった)
今回利用した宿は、福島駅がすぐ目の前にあるシティホテル、「リッチモンドホテル福島駅前」。
ご覧の通りホテルを出てすぐ前の通りに出ると、福島駅(西口:東北新幹線側)がすぐ目の前だ。
下の写真はエントランス。駐車場はこの向かって左手にタワーパーキングの提携駐車場があり、宿泊者は600円で利用することができる。提携駐車場が満車の場合は近隣の有料駐車場に停めることになるがその場合割引は効かないのが残念なところだ。
エントランスロビーの様子。シティホテルらしくシンプルながらも広々と落ち着いた作りだ。
チェックインを済ませて5階の部屋に向かう。エレベーターは例によって部屋のカードキーを差し込まないと利用できないようになっている。
客室の廊下の様子。
今回予約したのは素泊まりで、ここのシングルは比較的広々とした部屋(18.3平米)とベッド(セミクイーンベッド)が特徴で、あのシングル特有の狭苦しい感じが苦手な私が、今回ここを選んだ一番大きな理由である。
ところが、部屋の中に入ってみると思いがけもしない展開が。。。
あれ?ここツインルームじゃね?(笑)
最初何かの間違えかと思ったが、ベッドに置かれている寝間着が一つしかないので間違いではないようだ。
平日ということもあって、シングルルームはかなり埋まっていてツインルームに余裕があるのでホテル側が急遽割り当てたのかもしれない。これはなかなかうれしい展開となった。
さすがにツインともなると、部屋だけでなく机も広々。
ネット設備やコンセントの数(この写真の場所以外にもある)も十分、当然Wi-Fiも完備だ。
入り口すぐ横のクローゼットにはズボンプレッサーもある。
ユニットバスも広々としている。これくらいのスペースがあるとユニットバスもそれほど嫌だなとは思わないんだけどね。(うーん、上の写真といいiPhoneで撮影したのだが、思ったより暗いのに気付かずに撮ったのでノイズがひどいモノになってしまった。。。)
部屋から外の眺め。賑やかなのは反対側の在来線側(東口)の方らしく、こちらの新幹線口側は人も少なく県庁所在地の駅とは思えない位静かだ。その分外からの気になる音も全く聞こえなかったので、静かに過ごしたい人にはいい立地だろう。
今回は素泊まりであったが、一階のかくれ庵~千年の宴~で朝食のバイキングを提供しているプランもある。ちょっと駆け足的に利用したが、今度来る機会の時はもう少しゆっくりと観光しながらの拠点として使いたいと思った。
福島市内近辺の宿となると飯坂温泉や土湯温泉などの名湯で泊まりたいところであるが、今回の撮影の旅のように時間的な制約や、ビジネス利用の場合は市街地のビジネスホテルやシティホテルが断然使い勝手が良い。私は今回、福島市街から程近い、飯坂温泉の日帰り入浴を利用した後、こちらのホテルにチェックインをしたので、温泉旅気分も少し味わう事ができた。
特に多くのビジネスホテルにありがちな部屋の狭さが落ち着かない人にはシングルでもゆとりのある作りとなっている上に、比較的リーズナブルではないだろうか。
ちなみに最後に書き忘れたが、ベッドは非常に寝心地が良かったことも付け加えておく。
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