ついに10/4 南武線に新型車両『E233系』がデビュー!もう南ボロ線とは言わせない!
私の住んでいる川崎と東京都の立川を結ぶ、『南武線』。
私も仕事で最低週1回はこの電車に乗っており、また川崎市を横断する市民の電車ともあってとても馴染みが深い電車であります。
ところがこの南武線。地方都市?間を結ぶローカル色の強い電車のためか、常にスポットライトの当たらない不遇な路線の歴史があるのです。
その代表例が使用されている車両。
今走っている車両は『205系』と『209系』2つの車両なのですが、いずれも山手線と京浜東北線にそれぞれ『E231系』『E233系』新型車両が導入されるので、そのお下がりになった車両を使っています。
さらにその昔は、中央線・山手線・京浜東北線が使っていた101系、103系といった車両をそれぞれ『201系』『205系』『209系』といった新型に置き換えるための引き受け先が南武線でした。
元々南武線のカラー『黄色』なのですが、この101系や103系が走っていた時は、あからさまに中央線や京浜東北線の色である橙や水色のカラーの混合で編成を組んで走っていた時期がありました。(さすがに乗客が混乱するとクレームが入ったので後に黄色に統一したようですが)
そんな使い古したお下がりばかりを使っていたので『南ボロ線』だとか『通勤電車の墓場』だとか『ボロ電車天国』など散々な言われよう。
私も南武線は川崎に住む以前からもちょくちょく利用していたのですが、この南武線で新型車両の匂いをかいだ事がありません。
しかぁし!
陽の当たらない歴史を歩んできた南武線にもついに表舞台に立つ日がやってきたのです!
10/4、南武線に新型車両『E233系』がデビューします!
南武線の各駅でもこのようなポスターが!
このE233系、いまや京浜東北線や東海道線、京葉線といった路線に導入されていて目新しさ自体は薄れていますが、それでもこれだけ大々的に新型車量がデビューすること宣伝するということが、今までの南武線の歴史を物語っている裏返しであります。
南武線ニュースでは、新型車の展示会もデビュー前に開催するとあります。
南武線と同じボロ電車の先輩である『横浜線』は少し前に新型車両がデビューてしまったので、遅ればせながらボロ先輩に追いつくことができます。
10/4に全ての車両が置き換えられるわけではないので、『南ボロ線』を完全に卒業するまで恐らく一年ぐらいはかかるとは思いますが…
そうなると今使ってる205系や209系は廃車になるのか?はたまたさらに地方か海外で第3の人生?を歩むことになるんでしょうかね?
10/4のデビュー当日にわざわざ載りに行くわけでも、展示会を見に行くわけでもないですが、黄・橙・茶(ぶどう色)3色の帯をつけたE233系とのご対面が楽しみであります。