出町 ふたば 平日も行列の絶えない超人気和菓子店の名代 豆餅 ~ 京都ぶらり旅(2014秋)その9
12/7~8の2日間、京都ぶらり旅。
西陣の鳥岩楼で親子丼を賞味した後は、バスに乗って出町柳へ移動。
目的の場所は明治創業の和生菓子の老舗『出町 ふたば』。
ここの看板である『豆餅』を購入しにきました。
お店は河原町通沿い。出町枡形商店街の並びにあります。
店の前に着くと、既に大勢並んでます。ちなみに平日の一時過ぎでコレです。
あまりに人が多いので、店の人が通路に出てできるだけ通路を塞がないように整理しています。
これは買い終わった後に撮ったものですが、我々が並んだ時はもう一列分折り返しがありました。
名代豆餅を始め、栗餅や田舎大福など種類も大福だけで6種類ぐらいある感じ。
これは1時間ぐらい並びそうかな?というぐらいの行列でしたが、結構スムーズに進んでくれます。まぁそれでも40分待ち…(^^;;
店の右端のほうには表彰状が数多く飾ってあります。
さて順番が回ってきて、どうせなら全種類買いたいところですが…取り敢えず自分がその場で食べるだけなので、食べれる分だけ購入ということで豆餅、福豆大福、ゆず餅、栗餅の4つをチョイス。
取り敢えず近くで座って食べようということで、鴨川を渡りほど近いところにある下鴨神社の参道内に。
ちょうど脇のほうに座れそうな倒木があったので、ここで一息して戴くとします。
左手前から名代豆餅、福豆大福、ゆず餅、栗餅。
うっかり豆餅のアップ写真を撮り忘れていることに帰ってから気付いた…(^^;;
この豆餅、関東ではいわゆる『豆大福』と同じですね。ゴロゴロと大きめの赤えんどう豆と滑らかなこしあんとの組み合わせ。豆の塩加減とあんの甘さのバランスも絶妙ですね~。お餅もボテッとした感じもなく程よいモチモチ感。昼食後でそれほど時間が経っていないにも係わらず、全体的な食感がいいのであっさり一個完食。
お次は福豆大福。
見ての通り、こちらの豆は赤えんどう豆でなく丹波黒大豆。あんは鳴門金時を使ったいもあん。いもと豆の自然な甘みがあってこれもなかなか美味しい。こうやって違う種類のを食べ比べするのは楽しいです。
辺りの紅葉を見ながら、和菓子に舌鼓。日本に生まれてよかったなぁ…と思う瞬間。
さてアッサリと2つ食べ終わったのだが、この辺でちょっとお腹一杯…(>_<)
このペースなら4つ全部イケるんじゃないかと思ったのですが、やはり食の細くなった中年にはちょっと荷が重かったよう…。
しかたがないので、帰りの新幹線の車内で食べることに。
ところが、新幹線でうっかり食べ忘れていて、そのことに気付いたのが次の日の夕方近くに荷物を片付けている時。
さすがにお餅が固くなって、買ったときの食感はすっかり損なわれていました。
特に栗餅は栗が甘み(甘栗ではない)があって美味しかったので、非常に勿体無い事をしたと後悔…。
消費期限は当日中。しかも時間が経つとお餅の食感が随分変わってしまうようなので、残念ながら旅行のお土産にはちょっと向かないですね。買って数時間以内で食べてしまうようにするのが一番よいでしょう。
一個170~180円と値段もお手頃。京都で行かれる方でまだ『ふたば』に行かれてない方は一度お立ち寄りになってみてください。
- 店舗情報