インクジェット複合機 EPSON PX-605Fを購入。「お得祭り2014」でお得に買えたが…

インクジェット複合機 EPSON PX-605Fを購入。「お得祭り2014」でお得に買えたが…
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ようやくプリンタが再稼動しました。

これがつい2週間ほど前まで稼動していた、インクジェット複合機 EPSON PX-603F。

2年前に購入したものですが、A4サイズのプリント機能に加えて、FAX・スキャナー・コピーにWi-Fiに対応と小規模オフィスに必要な機能はコレ一台で間に合ってしまいます。

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プリンタ機能としては、以前はカラーレーザープリンタを使用していたので、こちらは主にスキャナーとコピーがメインだったんですが、事務所を自宅に移してからはレーザープリンタの置き場が確保できなかったので(あと騒音の問題もある)、最近はコレで全てまかなっています。 DSC_1524 DSC_1525

ところが、2週間前より突然上のように黒がかすれてしまい、クリーニングをしたり当たらしいインクを付け替えたりしたのですが、結局現象は一向に改善されなかったので修理に出すことを考えました。

とは言っても、修理に出すと少なくとも2週間ぐらいはプリンタを使えない状態になりそうだったので、これでは直近で仕事等に差し支えが出るものもあるので、まずはコンビニでのプリントサービスを使うことで一時的にしのぎました。

※プリントサービスを使った記事はコチラ↓

セブンイレブンのプリントサービス「netprint」を使ってみた。PDFもOffce文書も印刷出来て簡単便利!

 

修理に出そうとも思ったが・・・

さて、その間故障したプリンタを入院させようかと、エプソンのサポートサイトで料金や手続きを調べました。

2年前に購入したものなので、当然のことながら保証期間は過ぎてしまっているということで、修理代金は有償になってしまうのは仕方ないのかな。

機種によって値段が違うようですが、修理センターに送る場合は9,450円+配送料。 引き取り修理の場合でも配送料のところが1,575円になるだけなので、最低でも1万1千円はかかるということ。

もともと2万6千円で購入したモノなので、修理代に購入価格の半額近く払うのはどうしたものか…かといってわずか2年でプリンタとして本格的に使い始めたのはここ数ヶ月だというのに、もう2万6千円を使って新しく買うのもこれまたビミョー。

ちなみに出張修理については、2万2千円+部品代ということで無条件に却下。

もう少し安く買えないだろうかと調べてみたところ、ブラザーから1万円代で同等の機能を持った複合機が売っている。

ブラザーのプリンタは使ったことないが、口コミで見るかぎり評判はまずまずといったところのようです。

エプソンやキヤノンのインクより持ちがいいようだ。(ちなみにエプソンのインクはすぐなくなる)

ただ、以前ブラザーのFAX機を使っていたことがあった時に、頻繁に紙詰まりを起こして使いモノにならなかった悪いイメージが私の中にまだ残っているので、どうしても購入に踏ん切りがつかなかった。

もう少し調べてみると、なんとエプソンが「お得祭り2014」と言うキャンペーンを3月下旬までやっていて、エプソン製のプリンタや複合機が通常の実売価格より2~3割安くなっていました。

PX-603Fの後継機種もキャンペーンの対象となっており、価格も2万円を切っている上、インクの型番も同じものが使えるのでストックをそのまま使えるのは大きい。 DSC_1599

ということで、ヨドバシで購入しました!PX-605F。

ヨドバシでは19,900円ですが、Amazonでは18,000円ちょいで買えます。 (ヨドバシのポイントが付くので、実質変わらないですね)

型番のほうは、お得祭りモデルは「PX-605FC」となってます。

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ほぼ大きさはかわらないですが、PX-605Fのが若干奥行きがあります。 DSC_1592 DSC_1591

PX-603Fのほうは、FAXやコピーをする用紙のセットする場所が折りたためたのですが、605Fは省かれてます。

前面パネルもFAXっぽい感じにデザインが変わってます。

使い勝手に差はないですが、なんだかオフィス用っぽくなってしまいましたね。

色も白1色のみです。

機能面も、A4プリント機能に、FAX・コピー・スキャナー、有線LAN/Wi-Fi、SDカードからのダイレクトプリントと、特に変わったところはないようです。 DSC_1593

インクの交換は603Fより交換しやすくなってます。

603Fの場合は、パネルを開けただけではインクヘッドが交換できる場所に出てこなくて、わざわざ操作パネルから「インクカードリッジの交換」を選択しなければならなかったですが、605Fはスキャン部のパネルを開いただけですぐ交換できるように変更されてました。

※上記誤りがあり、603Fと同様に操作パネルからの操作が必要になります。どうやらヘッドにインクがない状態の時のみ、パネルを開けると交換できる位置にヘッドが移動されているようです。

印字速度品質に関してはかなり良くなっており、標準品質での印刷では印刷速度は体感的に2倍近くは速くなっています。

標準品質(5段階の3)で印刷した時、603FではA4ほぼ一杯に罫線が引いてある文章だと、微妙にズレて印刷されるため一段階品質を上げて印刷してましたが、605Fでは標準品質でもそのようなズレはなく603Fの4の品質並みに印刷されます。

この辺は603Fと比較して最も大きく改良された箇所かと思います。

 

果たしてホントにお得だったのか?という疑問

修理額からプラス8,000円程出して新品を手に入れたわけですが、修理申し込みの手続きや配送の手間、そして修理に出している1週間程度の間、プリンタが使えないリスクを考えるとこの差額分は殆ど吸収できてしまうのではないかな?と思うのですが…

さらに、今回故障した箇所を直しても他の箇所が壊れる可能性も高そうなので、結局新品を買ってしまったほうがいいのかな?という結論に達しました。

たまたまキャンペーンでお得に買えたには買えたのですが、603Fが故障しないでそのまま使えていればいい話で、わずか2年で壊れる機器というのはどうなんだろう?と思ってしまいます。

たまたまなのかも知れないですが、このインクジェット関連の機器類は、2年程度の耐用年数を前提で作られているのではないかと勘ぐってしまいます。

考えても見たらこれだけの機能を盛り込んでいるのに、わずか2万円半ばで手に入るというのも…精密機器にしてはボディの作りが実に安っぽいですし、とてもPCのように4~5年は使える、と言った作りという感じがしませんね。

すぐになくなる純正インクは1,000円前後とかなり高価。

買ってもらうために出来るだけ導入コストを抑えて、プリンタを買ってもらい、インク等の消耗品で利益を上げて、出来るだけ早いサイクルで定期的に新型に買い換えてもらう、というのがプリンタメーカーのビジネスモデルということなのでしょうね。

なんだかプリンタメーカーの戦略にまんまと乗せられてる気がして、モヤモヤした気持ちが拭えない1件ではあります。

 

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