意外と知らないSSDの知識 ~ 性能・寿命・ハードディスク(HDD)との違い
日経トレンディネットに、日経PC21からの抜粋記事として、SSDの知識に関する記事が掲載されていました。
知らないと損するSSDの秘密~性能や寿命を決めるポイントとは? 日経トレンディネット
私も日経PC21は定期的に購読しているので、この記事は読んだのですが、SSDに関してはHDDよりも高速であるぐらいの知識程度で、それ以外のメリット・デメリットについては殆ど知識としてありませんでした。
自作でPCをよく作っていた時は、これらの知識も自然と入ってくるモンですが、一度離れてしまうとこういうことにだんだん疎くなってきます。
先月、古い東芝製ノートPCをHDDからSSDに換装した記事を書きましたが、ベンチマークテストの数値上も体感的にも格段に早くなることに加え、
- ノートPCに搭載するには必要十分な容量(128GB~512GB)のSSDが出回り始めた
- 容量によってはお買い得感が出てきた。
ことで、ノートPCでは特にウルトラブックタイプを中心に、HDDからSSDに置き換わる機種が増えています。
今後、大容量化が進めば、デスクトップPCにもHDDからSSDに置き換わる日もそれほど遠くないでしょう。
HDDに比べ、小さく、静か、高速といいことずくめのSSDですが、実際HDDと同じ感覚で選んだり使ったりしている人が殆どではないかと思っています。
プログラムやデータを保存する装置としての機能はまったく同じものなので、SSDを搭載しているPCを使っていて見た目はなんら変わるところはないです。
ところが、内部の構造は全く異なるものであるので、SSD特有の性質というのを把握しておかないと思わぬところで痛い目に合うかもしれません。
上のサイトには、そのSSDの構造や気をつけなければならないポイントが分かりやすく書いてあるので、これからPC(特にノートPC)を買おうと検討している人や、既にSSDを搭載したPCを使われて人も、参考になると思います。
特に、WinowsPCユーザで、定期的にデフラグするのが習慣になっている人や、デフラグすることが快感になっている人はご注意を!
編集後記
ちなみに今、SSD搭載ノートPCを購入を検討してたり、古いノートPCのHDDをSSDへ換装を考えている場合で、どの容量を買うのがいいのか?といった場合、
128GB~256GBあたりの容量が、性能や価格とのバランスが一番取れている気がします。
SSDの速さも欲しいが、もう少し大容量の装置が欲しいとう人には、SSDとHDDを両方搭載したノートPCもあるので、そちらを検討するのもアリかと思います。
OSやアプリはSSDに保存して、データはHDDに保存。
データのアクセスが遅くなりますが、OSやアプリの起動が早くなるだけでもメリットは大きいと思います。
最後に私事。
昨年末頃に買った、私の使っているMacBook Airも512GBにするか迷いましたが、まだ512GBは割高感(+30,000)があるので256GBにしましたが、Windowsとハイブリットで使っているので、わずか2ヶ月ちょっとで半分以上を消費してしまってます。
MacBook Air+ParallelsでのWindows環境があまりに快適なので、今までメインのデスクトップPCでやっていたことの殆どをMac上でやるようになった結果なんですが、ザンネンな事にここまでの予測はできなかったです。
一年ぐらいで、512GBに換装するしかないぐらいの勢いですが、きっとその頃には256GB位の価格で手に入るでしょう(期待も込めて)。