確定申告は 確定申告書等作成コーナー で計算も自動でラクラク作成。証明書類は一つの場所に保管しておくとスムーズです!
本日から平成26年確定申告の受付が始まりましたね。
会社員を辞めて独立してから毎年確定申告に行ってますが、今年も初日に提出してきました。
これで3年連続で初日に提出。早く提出したところで何か特典があるけでもなく、自慢げに言う話でもないですが、早く提出しなければなぁと頭の片隅で気になりながら毎日過ごすよりは、初日にスパッと提出したほうが一仕事終えて気兼ねなく次のタスクに取り掛かれるので、気分的にも全然違います。
とは言っても、実は今年は初日提出諦めていたのですよ(笑)
毎年確定申告が始まる前の週に、準備と書類作成を始めるのですが今年に関しては先週からいろいろと予定が入っていて着手できる余裕がなかったのですね。
なので週明けの今日から着手して、早くて明日にでも提出できればいいや!ぐらいに思っていたのですが、予想に反して午前中で作り終えてしまいました。
これだけ早く作成できた理由の一つはなんと言ってもこの国税庁のホームページにある『確定申告書等作成コーナー』で簡単に確定申告書を作ることが出来るおかげだと思います。
- 確定申告書等作成コーナー(国税庁HPより)
実は昨年は手書きで書いてたんですよ。さらに前の年は法人にする前の個人事業だったので青色申書と一緒に弥生会計で作れたのですが、法人化して給与所得者になったので個人事業としての弥生会計は使わなくなってしまったので、申告書も作れなくなってしまったわけです。
今年も手書きで書こうと思って一日掛かるだろうなと考えていたので、コレの存在を知ったのは実は今日の朝。
実は申告書作成コーナーの存在は知っていたのですが、てっきりe-tax(電子申告ソフト)の人用だとずっと思っていたのです。ところがコレ普通に税務署へ提出する人向けでも使えるでありませんか!完全に思い違いをしていました。
このサイト、事前にユーザー登録とかも必要ないので使い始めの手間や面倒くささも一切ありません。
確定申告書に必要な情報をガイダンスに従って入力していくだけで、簡単に申告書がPDF形式で出力されるようになります。あとは内容をチェックして印刷するだけです。
計算しなければならないところも、必要な入力をすれば自動で計算してくれるので計算間違いもなくすことができます。
さらに確定申告書(A,B、第三表、第四表)だけでなく付表や、その他計算書や明細書も作成することができます。私は知らずに(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書…すなわち住宅ローン控除の計算書を手書きで書いてしまいました。これは同じ内容のモノを2枚×3(税務署提出用、市区町村提出用、本人控え用)書かなくてはならずかなりメンドクサイのでこっちで気付いてればよかった…。
- 作成できる書類の一覧(国税庁HPより)
そして、ここで入れたデータは、自分のPCに保存しておくことができるので、入力途中のものを呼び出して再度作成作業を続けることができます。
残念ながら、スマートフォンには対応していないのでPCにおいての作業が前提となりますが、そう遠くないうちにスマートフォンにも対応するのかな??
印刷した申告書には一緒に添付する書類(源泉徴収票や年金の領収書、住宅ローン残高証明書等)の台紙も印刷されるので、そこに証明書類をノリでペタペタ貼って、ホッチキスで書類を纏めて完成。
今ままでで一番スムーズに作り終えました。
さてこのように国税庁の確定申告書等作成コーナーで作成することによって、作成の手間が省力化できるのですが、この確定申告の作業を出来るだけ省力化するのに、是非もう一つやっておいたほうが良い事があります。
今回限りの人はあまり関係ない話ですが、来年以降も確定申告をされる可能性があるようでしたら、やっておいたほうがいいことだと思います。
それは、『確定申告で提出する証明書類は同じ場所に纏めて保管しておく』。
なんだ。と思うかもしれませんが、これが意識して保管しておかないと意外とあちこち違うところに置いておいたりして、まず最初にこれらの証明書のガサ入れから始まりムダに時間を費やしてしまいます。
これってイキナリ出鼻をくじかれた感じで結構気分が萎えるんですよね。
まだ探して見つかればいいですが、見つからないと関係している場所に再発行を依頼しなくてはならない。
そうすると、再発行してもらうのにまた1週間とかヘタするとそれ以上掛かったりしますからね。
源泉徴収票やら証券会社からの年間取引報告書やら、銀行からの住宅ローン残高証明書、国民健康保険や国民年金の領収書、生命保険の払込証明など、確定申告に必要な証明書はひとつの場所に保管するようにしておくと、物探しから入って無駄な時間を使わずに済みます。
特に医療費控除を受ける人は、通院等の領収書が相当な数になるでしょうから、予め毎月いくら払ったか計算して管理しておくと、申告書作成時にまとめて計算するよりは随分ラクになるのではないかと思います。
初日午後の川崎南税務署の確定申告書受付コーナーは非常に空いていて、私の前には2人しかいませんでした。
締め切りは3月16日。3月に入ってギリギリになりだすと、窓口が非常に混み合い受付をするだけでも無駄に時間を過ごすことになるので(控えに受付印の必要がなければ郵送か税務署にある専用のポストに投函するのがいいと思います)できるだけお早めに!