烏丸 前田珈琲本店 老舗の珈琲と懐かしい味のミートソースを食す ~ 京都ぶらり旅(2014秋)その3
12/7~8の2日間、京都ぶらり旅。
品川より新幹線『のぞみ』で移動し、11時前に京都に到着。
最低限の荷物だけ持ち残りはロッカーに入れたあと、午後1時過ぎから参加するStudio9さん主催の写真ワークショップの時間までは、昼食を済ませながらゆっくり過ごすことにしようと思いました。
と言ってもそれほど時間にゆとりがあるわけではないので、予め情報を仕入れていたところに行くことに。
出発前日にたまたま集まりがあって、そこで京都好きの友人Yさんに京都のオススメの店とかを教えて貰ったのですね。(Yさんありがとうございます~( ´ ▽ ` )ノ)
とりあえず着いてから昼も兼ねて一服したいところなんで、京都のオススメカフェも教えて貰ったところに行きました。
京都駅から京都市営地下鉄烏丸線に乗って、四条駅で下車。そこから烏丸通りを烏丸御池方面に歩いて5分ぐらい。烏丸通りの脇道すぐのところにある『前田珈琲 室町本店』に入りました。
いかにも老舗っぽい雰囲気。京都はカフェも呉服屋っぽい店構えをしているのだなぁ~と思ったのですが元々呉服屋だったろころを喫茶店としてオープンしたようですね。
入口横には焙煎機が…とても年季が入った機械ですね。私が来た時間にはやってなかったのですが、毎日焙煎士がここで豆を焼いているようです。
店内は入ってすぐ、さまざまな種類のコーヒー豆やケーキ、パンなどのテイクアウト品が置いてあります。
この『龍之介』というブレンド豆が看板らしいですね。ブレンドの名前まで日本語をつけるところがなんとも京都らしい。
そして入口手前側のスペースが喫煙席で、おそらく後でスペースを追加したと思われる奥のほうのsペースが禁煙席。
私は奥の禁煙席の方に座ることにしました。
上の写真が禁煙席の様子。
そしてこちらが、禁煙席側から見た喫煙席の様子。まだ昼前ということもあって人がまばら。
昔ながらの喫茶店の雰囲気だが、全体的に落ち着いた上品な空気を感じてしまいます。
メニューを開くと、オリジナルブレンドのメニューが目に入った。
先ほど店の入口で売っていたコーヒー豆と同じモノがここでも出されているようです。
今回私は右上のコクと香りがありそうな『富久』を注文することに。それと昼食時なので、ちょっと懐かしい感じの『昔ながらのミート』というスパゲッティを注文。
そして待つこと暫く、ほぼ同時にやってきました。
スパゲッティなかなかのボリュームです。
こちらがオリジナルブレンド『富久(ふく)』。
ちょっと年季が入ったカップがまたいい味を出してますね。
いい香りが漂ってきます。見るからに濃い感じですが、ただ濃いという感じでなくコクのありそうな色ですね。
早速一口含んでみると、なるほど…。メニューに書いてる通りフルーティーな甘みとコクのある豆ですね。それでいて適度な苦味とキレがある後味というなかなか深い味のコーヒーです。
普段行っている幾つかのコーヒーチェーン店ではまず味わえない豊かな味わいです。
そして、こちらが『昔ながらのミート』。
ずばり、最初の一口目。やけど注意です!(笑)
麺がアツアツの茹で立てなんですよね。もしかしたらたまたま熱かっただけけもしれないですが。
麺も最近のパスタに比べると太めで、やわらかめの茹であがり。懐かしい味ですね~。
子供の頃好きだった味そのまんまという感じです。
ひき肉もたっぷりと、麺も含めてかなりボリュームがあります。この辺のボリューム感も含めて昔ながらという感じですね~。
水気が多めで、うまくホークに絡まないところまで…思わずニンマリしてしまいました。
ちょうど食べ終わった頃には昼時に差し掛かっていて、人がごった返すのかと思いきや、席はとりあえず埋まるものの、東京の店のような人がごった返して落ちつかないような空気はまったくなく、どこまでもおっとりとした店内。確かにこの辺りは日曜日は人があまり多くなさそうな感じですね。平日になるとまた少し雰囲気が違うのかもしれません。
河原町や二条城からも比較的近い距離なので京都観光の足休めに、また朝7時から営業しているのでゆったり朝食や昼食に使ったりするにはいい店です。
京都市内に他に4店舗あってそれぞれ趣が異なるので、気になった店舗に行ってみるのも良しでしょう。
普段飲むコーヒーとは一味違った、深みのあるコーヒーを味わいたい方は是非!
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