JR東日本が北陸新幹線の運賃・料金を申請。東京ー金沢間 1万4120円 飛行機との比較も。
10月3日にJR東日本から北陸新幹線の運賃および特急料金の認可申請を国土交通大臣にしたようです。
この認可申請は、北陸新幹線に適用する特急料金の『上限』について申請するものなので、認可後に届出される運賃は同じ料金というわけではないですが、飛行機とおおよそ比較することができる料金が分かったことになります。
www.jreast.co.jp/press/2014/20141001.pdf
ちなみに東京(羽田)-富山・金沢における北陸新幹線と飛行機の料金は以下の通り。(スマホは横にフリックしないと全部見えないかもしれません)
新幹線 |
新幹線 |
飛行機 |
飛行機 |
|
東京ー富山 |
12,370 |
25,580 |
24,890 |
30,390 |
東京ー金沢(小松) |
14,120 |
26,970 |
24,890 |
30,390 |
これはあくまで飛行機の方も正規運賃との比較で『特割』を適用した場合になると、普通席でだいたい17,000~19,000円。プレミアムクラスで27,000といったところ。
普通座席で3,000~7,000円 グランクラスとプレミアムクラスでは若干飛行機のが高いかという所まで価格差はなくなりますが、JR東日本の『えきねっと トクだ値』という割引サービスが適用になるとすると東京ー富山で1万円を切るような価格もつくかもしれないですね。
グランクラスもかなり飛行機を意識した料金設定ですよね。
次は所要時間の比較。東京もしくは羽田から富山空港⇒富山駅(バス)、小松空港⇒金沢駅(バス)までの乗り継ぎ時間を含めた所要時間は以下の通り。
いずれも最速の所要時間を載せています。
新幹線 |
飛行機+バス |
|
東京ー富山 |
2時間8分 |
1時間32分 |
東京ー金沢(小松) |
2時間28分 |
1時間55分 |
だいたい最速での比較で35分~40分差といったところ。但し羽田での搭乗手続きの時間を含んでいないですから、トータルの所要時間にそれほど飛行機のアドバンテージはなさそう。
通常の速達タイプの新幹線を使っても、搭乗手続きを考慮に入れると30分以内の差に収まるレベルなのかな思います。
やはり金沢は小松空港が金沢市中心部からちょっと距離があるのが痛いところじゃないですかね。せめて富山市中心部ー富山空港ぐらいのアクセスが近ければまだ勝負になったんじゃ
単純に料金の差額を考えると、よほど両空港にアクセスがいいところに行くなどの理由がない限り、飛行機を使うだけのメリットを見つけにくいですね。
空港へのアクセスにマイカーを使ったりするのであればまだまだ飛行のほうに利があるような気がしますが、果たしてどうでしょう。
私は羽田空港からほど近いところに住んでいるので、どちらを使うかと言われるとちょっと迷ってしまいます。
行きは元気なので新幹線を使いたいですが、帰りはできるだけ心理的に近い感じがする飛行機ですかね(笑)
東京都北部や埼玉、北関東方面に住んでいる方々は新幹線利用が大幅に増えるでしょうが、私も含め南関東に住んでいる人達は東京駅もしくは羽田空港までのアクセス次第で変わるという感じではないかなと思います。
来年の開業してからは、新幹線に乗って2回目の金沢への旅も計画したいな~