萩の町のガードレールの色は何故こげ茶色をしているのか? ~ 山口・萩の旅(その9)

萩の町のガードレールの色は何故こげ茶色をしているのか? ~ 山口・萩の旅(その9)

8/29からの3日間、山口・萩の旅

萩に到着してから一夜明け、朝から萩の町巡りに出掛けました。

萩の町巡りの際には、親切なTwitterのフォロアーの方にオススメのスポットや移動手段などのアドバイスを頂いたりしてたのですが、その会話の中で『ガードレールの色、気がつきましたか?』と聞かれたのですね。

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そういえばカードレールの色なんて全然意識してなかったなぁと思いながら、見渡してみるとオヤオヤ…

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なんと、ガードレールの色が白ではなく茶色!しかもどちらかというと『こげ茶』に近い色。

このような山道のガードレールも。

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こういった柵のようなガードレールも。

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車のガードレールだけではなく川沿いにある柵とかもこげ茶。

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やはりというか、橋の色もこげ茶。

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そもそも萩の町は、白の色をした構築物が非常に少ないですね。

街路灯の柱や道路標識の柱、このようにコンビニの駐車場の柵や、民家の柵と至るところで、こげ茶に塗られています。

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なぜこの萩の町のガードレールや柵がこげ茶色になっているのかというと、ものもとの色はなんと黄色だったらしいです!

1963年に山口で国民体育大会(国体)が開かれるにあたって、全国区の大会ということで山口県ならではの特色を出そうと、山口県の代表産物である『夏みかん』の色に塗り替えることが提案されてからのものとか。

そういえばバスで移動中に撮った写真を見ると、確かに黄色のガードレールだ。

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今でもこのように、山口県が管轄する県道や一部の国道では、黄色のガードレールが至る所で見られるようです。

ちなみに萩の近隣に『青海島』がある長門市では青い海をイメージした青のガードレールがあったようですが、変色が早くかえって景観を損なうので今はなくなったとか。

しかしガードレールの色って、特に法律上の規定ってないんですかね??(あきらかにこげ茶は『視認性』と言う意味では昼はともかく夜は難ありですし…といっても都内のように車の絶対数が多いわけじゃないですしね(^^;; )

萩の町では、この黄色のガードレールが歴史ある古い町並みとあまりにアンマッチなため、町の色にふさわしい『こげ茶』に変えられたようです。(平成8年のことらしいです、変えるまで紆余曲折があったようですね)

平成17年に景観法が志向されて、萩の町は景観行政団体にも指定されて、まち並みの景観を守るべく景観・広告物条例を設置して市民や事業者の理解を得ながら、こうして町ぐるみで歴史ある景観を守ろうと活動してきたわけですね。

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この萩の歴史ある町並みの雰囲気が今もこうして残されているのも、町ぐるみで景観を維持しようという努力と継続の賜物なのだなと思うと感慨深いものがありました。

 

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