家計簿アプリ Zaimに SnapLiteが対応。早速レシート読込を試してみた!
日々のお金の管理について会社のほうはもちろんの事、個人のお金についても最近はレシート等を取っておいて管理するようにしています。
会社のほうでも帳簿を付けて、尚且つ個人のお金に対しても管理をしなければならないのは手間ではあるのですが、自分が稼いで使うお金に対してもっと興味を持たなアカンと思うんです。手間を掛ける甲斐あって、最近は無駄なモノを買うことがなくなりました。相対的に外食を含めた食費の比率が異常に上がりましたが…(笑)
こんな面倒なことをできるようになったのも、受け取ったレシートを読み込んで金額や品目を認識してくれるこの優れた家計簿ソフトのお陰であるんですよね。
ZaimがScanSnapとSnapLiteに対応した!
この家計簿ソフト『Zaim』は他の記事でも何度かさらりと紹介したことがあるのですが、Zaimをインストールしたスマホのカメラからレシートの内容を認識して、品名や金額だけでなく、食費だとか日用品だとかの使途やFoursquareとも連携していて、電話番号から店の名前を検索して取り込んでくれる超スグレモノ。
他にも機能豊富なアプリなんですが私はまだ十分に使いこなしてません。とりあえずこのレシート読み取り機能があるだけでも大きいです。
このレシート読み取り機能もユーザーからのフィードバックを元に、こまめにアップデートをしているのでだんだん認識精度が上がってる感じです。読み取り後の修正が全くなしで登録できるものはせいぜい3~4枚に1枚ぐらいですが、品目の誤認識で何となく内容が分かるものはそのまま修正せずに取り込んでしまってます(笑)
そんな便利な機能ではあるのですが、それでも手持ちでレシートを撮影してなるべく高い精度でスキャンしてもらうためには、ある程度明るい場所を選んだり、レシートとの距離を考えたりとそれなりにコツがいります。
慎重に手をプルプルさせながら撮ったモノが3回も4回もやり直しとかあるとかなり疲れるんですよねぇ。毎日処理すればいいんですが、ついレシートを数日間溜め込んでしまったりするとそれだけで気分が重くなります。
ところが最近…いつのアップデートからか分からないのですが、PFUのScanSnapとSnapLiteのスキャニングに対応するようになってたんですね。
ScanSnapのほうは今のところiX100とiX500のみの対応のようです。
私はScanSanpは買いたくても買えない持ってないのですが、SnapLiteのほうは発売してすぐに買って読書ライトとして活躍して貰ってます。
SnapLiteのもう一つの目玉機能であるiPhoneを使ったスキャニング機能の方は今まで有効活用方法がないので使ってなかったのですが、ついにこの時が来たか!と思って早速試してみることにしました。
手持ちに比べると格段に早く楽なのだが…
ようやくスキャナーとして本格デビューなるか?のSnapLiteです。
Zaimを起動して、メニューよりレシート読み込みをタップ。
カメラが起動したら、メニュー一番右の「ScanSnap」をタップ。
ここでScanSnapかSnapLiteか選択します。
ここでSnapLiteをタップするとSnapLiteのアプリが起動。
読み込むレシートはコレでテスト。
SnapLiteの前にセットします。
取り込んだイメージが表示されるので、保存をタップ。
取り込んだ情報が表示されるのでタップして詳細画面に。
日付、電話番号は認識して店舗名もセットされています。
ちょっと名称の認識が怪しいですが、何かは分かるレベル。うーん、こんなものか。
今度は7枚ぐらい一気に読み込んでみました。シャッター押して次のレシートをセットしての繰り返しであっという間に複数のレシートを処理してくれます。
手持ちでのスキャンではこうはいきません。楽チン楽チン!!
ところが…スキャンした一覧を見ると、日付も含めてかなり怪しい。
例えばエクセルシオールのレシート。
日付も電話番号も認識失敗。
品名もちょっと怪しい。何度かリトライしたのですが、認識精度は変わらなかったです。うーんという感じです。
ちなみに手持ちでやってみました。
日付も電話番号も問題なく認識しました。
品名も正しく出ています。かなり近づいてスキャンしているのもあって、認識率は手持ちのが明らかに上です。
このスタバのレシートも品名と金額がおかしな事になりました。ちなみに手持ち撮影は問題なく認識しました。
さすがにユニクロの複雑なレシートは手持ちでも同じような内容になりましたが…
この認識精度の悪さはSnapLiteからレシートまで少し距離があって、それをデジタル処理で拡大してるからなのでしょうかね?いずれにしろ期待ハズレの結果になってしまいました。
まとめ
読み取りの速さについては、SnapLiteの本体にカメラを固定できるのと連続で読み取り&認識機能があるので、手持ちで一個ずつ処理するのとは比べるべくもない速さ。
これで認識精度が手持ちと同じレベルであれば、入力作業はざっと半分以下になるのだろうなと目論んだのですが、手持ちでは難なく認識してそれほど複雑でないレシートでも、認識しなかったり誤認識するケースが倍ぐらいある感触です。
今のレベルではスキャンの早さを手直しの作業量が完全に相殺してしまうので、入力のストレスを考えると敢えて手持ちから乗り換えるだけの価値は見出せないかなという感触です。
また部屋の明るさや反射に対してもかなりシビアなところがあるので、スキャンの場所を選ぶところもマイナスポイントです。(電源が取れるところでなければならないですし、ケーブルレスで手軽に持ち運べるスマホでのスキャンのが融通性が効きます)
今後、読み取り精度が高まっても、手持ちのレベルにまでなるかは正直微妙ですね。当面レシートは手持ちでスキャニングすることにします。
名刺の整理とかもあるし、ScanSnapの必要性が日に日に高まってきてるので、そろそろ考えたほうがいいかなぁ…(>_<)