これからレンズ交換式カメラデビューしたい人に、私が独断と偏見で勧めたいデジカメ 2015 ~ 後篇

これからレンズ交換式カメラデビューしたい人に、私が独断と偏見で勧めたいデジカメ 2015 ~ 後篇

これからレンズ交換式カメラデビューしたい人に、私が独断と偏見で勧めたいデジカメの後篇。

前篇は、レンズ交換式カメラデビューしたい人から相談された時にどのような勧め方をするか?について自分なりの考えを書かせてもらいました。
これからレンズ交換式カメラデビューしたい人に、私が独断と偏見で勧めたいデジカメ 2015 ~ 前篇 | 旅とTABIの記憶書

で、実際のところ具体的にどの機種がおススメなんだ?というところが一番知りたい部分であると思うので早速本題に入りたいと思います。

 

私が今回独断と偏見で選んだポイントは以下の2点。

  1. あまり安っぽさを感じさせない外観・質感。
  2. ファインダーが標準装備されていること。

1.について、私個人的にはどこでも持ち歩けるように、レンズ交換式カメラと言えどできるだけコンパクトな機種を好みます(実際所有しているのはコンパクトな部類です)。が、一方で、せっかくレンズ交換式のデジカメなんでそれなりの大きさと見た目の質感も重視しています。

というのは、家とか近所や街中でスナップ写真を撮っている分にはむしろコンパクトなぐらいのがいいのですが、例えば大勢の人が三脚を立てて撮影しているような場所だと、大型のデジタル一眼レフが居並んでいて、あまり小さくて安っぽい質感のを横に並べるとそれだけで気後れしてしまうんですね。。。エントリー機でもある程度の質感があれば、実はメイン機を持っていて今日はサブ機で撮りに来てるんだな(注:私個人的にはメイン機、サブ機といういい方は好きではないのですが)といった雰囲気を醸し出すこともできるわけです。まぁ単なる見栄の話ですが。。。(笑)それなりの大きさと質感のある機種の方が、すぐに物足りなくなるケースも少なく、今後上位の機種を購入した場合でもそのまま残して使う可能性も少なくはないのです。

 

2.については、スマホカメラ機能や(一部のハイエンドな機種を除く)コンパクトデジカメにない特徴としてこのファインダーの存在があります。スマホカメラはバックカメラを被写体に向けて液晶に映し出されたものを撮影。コンデジも背面の液晶モニターに映し出された被写体を撮影と、いずれも液晶モニター越しの撮影となります。レンズ交換式カメラならこの液晶モニター越しの撮影に加えて、カメラ上部にあるファインダーと呼ばれる小さな窓からレンズ越しに入ってきた被写体を覗いてシャッターを切るといった撮影をするのですが、このファインダー越しに見る世界というのは背面の液晶モニターやスマホカメラの液晶越しに見るのとは全く違った感覚で、被写体を捉えることができます。小さな穴を覗き見ることで周りに余計なモノが目に入らなくなり、より自分の感覚を研ぎ澄まさせて撮影できると言った感覚。

さらに、液晶モニターでは日中とかの光線が強いところでは反射してよく見えない経験は誰しもあると思います。ファインダー越しならば液晶モニターでは反射して見えないシーンでも、何ら問題なく撮影することができるのは大きいです。

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最近、特に女性向けにコンパクトデジカメのような小さなタイプのミラーレス機が人気がありますが、これは基本的にファインダーは標準装備していません。オプション扱いで後付できるものもありますが、あまりおススメはできません。というのも元々のコンパクトさがスポイルされたりデザインが崩れたりと言うのもありますし、もともと外付けのものなので持っていくのを忘れてきてしまったり、ファインダーを本体に装着したままラフに鞄に入れておいて壊れてしまったり(私はありました)ということを考えると、最初からファインダーを搭載している機種を勧めたいところです。

 

ということで、上に書いたポイントを元に私がおススメするデジカメは次のデジタル一眼レフ2台とミラーレス機2台の計4台をチョイスしました。

 

Canon EOS 8000D

言わずと知れたカメラメーカーの雄、キヤノンから発売するデジタル一眼レフのエントリー機。

キヤノンのエントリー機の代表格というとKissシリーズですが、私はこちらをおススメ。Kiss(Kiss X8i)と兄弟機なのでカメラそのものの基本性能は変わりません。ポイントは先程申した外観と質感。Kiss X8iは名前から想像つく通り主に女性をターゲットにしており、ボディの形状や大きさ重さなど、女性向けにできるだけ軽くコンパクト、そして女性ウケしそうな丸みを帯びた形に仕上がっています。それはそれで特徴であるのですが、どうにも見た目が安っぽく一眼レフらしい重厚感がない(笑)そこへいくと8000Dはコンパクトさを確保しながらも適度な重さや質感もあってパッと見安っぽさを感じさせません。

 

カメラとしての基本性能はエントリー機と言えど十分過ぎる性能。暗い室内などの高感度撮影にもそれなりに強く、背面の液晶モニターは角度を自由に変えられるバリアングルモニター。さらに液晶モニターはタッチパネルにも対応していて、スマホ感覚で撮影ができます。Wi-Fi機能も標準装備、スマホやプリンターに直接転送してSNSへシェアやプリントも簡単。

そして何といってもキヤノンの豊富なEFレンズ群をほぼ使えることが一番大きな特徴。同じキヤノンのカメラ上位機種本体を購入した場合でもEFレンズはそのまま使えるので、レンズも含めて一から買い直す必要がありません。キヤノンブランドという安心感もありますし、エントリー機としては殆ど死角らしい死角がない機種です。

  • EOS 8000D製品情報

キヤノン:EOS 8000D|概要

 

Nikon D5300

もう一台のデジタル一眼レフは、キヤノンと双璧をなすニコンからの一台。こちらは同じエントリーレベルでも、先程のEOS 8000Dよりやや高機能に当たる機種。といっても同じ2400万画素のAPS-Cサイズのセンサーにボディーサイズもほぼ一緒と基本性能の殆どは変わらず、オートフォーカス(AF)のフォーカスポイントが8000Dに比べるとほぼ倍(19点に対して39点)とよりとより精度の高いAF機能を持っているところが大きな違いでしょうか。こちらもエントリー向けということでバリアングル液晶モニター、Wi-Fi機能は標準装備。こちらも非常に完成度の高い機種です。

 

さらに、万人受けしやすいキヤノンに対して、ニコン機は持っているとちょっとカメラ通っぽく思われるのでそう見られたい人はニコンがおススメです。実はセンサーもちょっと違って、この機種のセンサーは『ローパスフィルターレス』仕様となっており、よりレンズの解像力を引き出しやすいのです。(もちろんその弊害もあるのですがここでは割愛します)よくわからなくても『ローパスフィルターレス』仕様のカメラを持っているとそれだけでカメラに詳しい人から見て、ほほぅ…コヤツできるな。と見てくれたりするかもしれません(笑)

現在D5300の後継のD5500がラインナップされていますが、違いはタッチパネルに対応したことと、バッテリー持ちが向上したこと。この違いで価格差を考えるとD5300のがお得感があります。

  • D5300製品情報

D5300 – 概要 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

 

OLYMPUS OM-D E-M10 MarkⅡ

残りの2台はミラーレス機。ミラーレス機はデジタル一眼レフの(光学)ファインダーへ光を反射させるミラーを省いて直接撮像センサーに当てた光により、液晶モニターや(電子ビュー)ファインダーに像を映し出します。このミラーを省いているのでミラーレスと名前が付けられている理由です。ミラーを省くことによってその分厚みがなくなるため、デジタル一眼レフに比べると非常にコンパクトなのが特徴です。本体だけでなくレンズもその分コンパクトになるので、休日だけでなく平日の会社勤めの時などにもカバンに入れて持ち歩きたいという人は、このミラーレス機が断然おススメです。

 

そのミラーレス機の中でも、APS-Cサイズのセンサーより小さな4/3インチサイズのセンサーを搭載マイクロフォーサーズ(4/3インチなのでフォーサーズ)規格ミラーレス機。オリンパスのOM-D E-M10 MarkⅡをご紹介。

オリンパスのミラーレス機というとどちらかというとPENシリーズのがテレビのCMを通して認知度は高いですが、このOM-DシリーズはPENの上位機種になります。

非常にコンパクトで女性ウケしやすいデザインのPENに対してOM-Dは適度な大きさと重さ、質感があり、特にこのE-M10はOM-Dシリーズの中でも一番扱い易いサイズなので最初の一台にはちょうどいいバランスの機種です。程よいレトロ感漂うデザインもちょっとツウな感じで○。

最大の特徴はこのクラス随一とも言える強力な手振れ防止機能。カメラ本体に手振れ防止機能がついているので、レンズ側に手振れ防止機能の有無に関わらず手振れ防止の恩恵を受けられます。

 

背面液晶モニターのタッチパネル、Wi-Fi機能は上の2機種同様標準装備。一つだけ残念なのは可動式の液晶モニターですが、上向きに85度と下向きに45度の方向しか対応しないところ。

ミラーレス機は、以前レンズの種類が少ないのが欠点でしたが、現在はレンズのラインナップも充実しており、特にこのマイクロフォーサーズ規格のレンズはミラーレス機では最も多いラインナップを誇っているので、一度購入してしまえば長く付き合える一台になると思います。

  • OM-D E-M10 Mark II製品情報

OM-D E-M10 Mark II | OM-D | オリンパス

 

FUJIFILM X-T10

締めの一台は、富士フィルムのミラーレス機。前の3台とはちょっと毛色の違う一台を最後に紹介します。Xシリーズのフラッグシップ機X-T1の弟分。フラッグシップ機の弟分というだけあって、ほぼX-T1の基本性能を受け継いでいます。違いと言えば液晶モニターの解像度や電子ビューファインダーに映し出される像の大きさの違い、防塵防滴に非対応と言ったところ。風景写真などで過酷な環境で使うわけでなければ、基本的にXT-1と同等の画質を持ち一回りコンパクトなX-T10は最初の一台として、また長く使う一台としておススメの一台です。

 

E-M10 MarkⅡ同様上下のみ可動する液晶モニターで、モニター自体も前の3機種のようにタッチパネルには対応していません。(バリアングルモニターではなくてもE-M10 MarkⅡも含めてスマートフォンからワイヤレス撮影ができるので、実質同等のことはできますが)

外観もE-M10 MarkⅡ以上にレトロ感かつ上質感のあるデザイン。上部のダイヤル類は、アナログなシャッター速度ダイヤルや露出補正ダイヤルもレトロな雰囲気に一役買っています。

 

そして富士フィルムならではの特徴がフィルムメーカーならではのフィルムシュミレーション機能。フィルムを選ぶような感覚で、モードを選ぶとその選択したフィルムのような絵作りをシミュレートしてくれます。色づくりに拘る富士フィルムならではの機能ですね。

高感度性能も非常に高く、夜や室内でISO感度を上げてもノイズの少ない高画質な写真が撮れるのもこの機種の特徴です。

便利さという意味では前の3機種に劣るところはありますが、画質や色作りに拘りがあって、人とはちょっと違う個性的なデジカメを狙いたいという人には、これが一番のおススメです。

  • X-T10製品情報

TOP : X-T10| FUJIFILM

レンズキット?ダブルレンズキット?高倍率ズーム?

レンズ交換式カメラを購入するときは必然的にレンズも購入することになります。出ないと本体だけでは何も使えないですからね(笑)

通常であれば、どこのメーカーも標準ズームレンズがついたレンズキットもしくは標準ズームレンズに望遠レンズを加えたダブルズームキットという設定があります。今回紹介した4機種もX-T10を除く3機種がダブルズームキットの設定があります。

 

さて、標準ズームのみか、ダブルズームか?意外と価格差は大きくないので、予算が許せばダブルズームキットでもよいかと思います。ただ、運動会の子供を撮るとかでない限り普段使いで望遠ズームを使うような機会は始めた最初のうちはそうそうないことが多いです。持って行ったけど使わない。そんなことを繰り返していつの間にか部屋の片隅に。。。となることも多いレンズですので、予算がキツキツで、運動会の子供や遠くいる動物や乗り物など、明らかに望遠レンズを必要としないのであれば標準ズームで十分です。できれば標準ズーム一つでレンズの使い方を学んでいった方が上達も早いです。

ダブルズームでなく、本体と一本のレンズでダブルズームの焦点距離をカバーできる高倍率ズームという選択肢もあります。ただ平日の仕事のある日でもカバンに入れて置きたい場合は、どうしても長くて重くなる高倍率ズームは持ち運びには不利です。どちらかというと旅先での撮影を中心に使いたい人は、レンズ交換の手間が省ける高倍率ズームがよいでしょう。ダブルズームキットよりも割高になるので予算的にも余力がある人向けです。

 

少し長くなりましたが、独断と偏見でチョイスした4機種。

なるほどと思った人も、いやいやと思った人もそれぞれおられると思いますが、選択肢やよくわからない言葉が多い上に決して安い買い物ではないですので、少しでも参考になったりお役立てできれば幸いです。

 

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