富士吉田 ビジネスホテル ふじ竜ヶ丘 天然温泉や併設の焼肉屋もあり!観光地へのアクセスも良好なお宿
4/14日から長野・山梨へ2日間の桜見物の旅。
今回の旅は、長野県の高遠城址公園の桜見物。そしてもう一箇所、ちょうど同じ時期に満開を迎える富士山の麓からの桜見物。特に富士吉田にある新倉山浅間公園 忠霊塔からの桜富士を見たかったので、今回の宿の場所もこの近辺へのアクセスがよい富士吉田か河口湖周辺で探しました。
河口湖周辺だと普通は観光ホテルか旅館から探す感じになるのですが、今回は初日の時間がぶれそうだったので、夕食を自由な時間に取れる素泊まり系の宿にすることに。
ビジネスホテル系の宿ということになりますが、ユニットバスは苦手なので大浴場あるところがベター。リゾート系の宿が多そうなイメージの場所ですが、ビジネスで訪れる人も多いようで思ったよりこの近辺、ビジネスホテルや旅館が多いです。
その中で、富士吉田に大浴場(しかも温泉!)がある良さそうなビジネスホテルを見つけたので、今回はそこに宿泊することにしました。
新倉山浅間公園にも車で10分程度とアクセスが非常に良いことも大きな決め手となりました。
場所はちょうど富士急ハイランドの裏手?に当たる場所。
この日は高遠から向かって途中のんびり寄り道したりしてたので、到着が当初予定していた6時を1時間も過ぎた7時過ぎ。辺りはすっかり暗くなってしまってました。
幹線道路から少し中に入った閑静な場所にあります。
こちらが今回のお宿『ビジネスホテル ふじ竜ヶ丘』。
ちなみにこちらが雨の上がった朝に撮った外観。
部屋数は全26室の比較的小規模なビジネスホテルです。うち15室がこの写真の背景にある富士山が見渡せるお部屋になっているようです。
2012年7月にリニューアルした宿のようで、外観はとても綺麗。そしてご覧の通り、なんと焼肉屋が併設されているユニークな宿です。ちなみに夕食はここで召し上がりました。
中庭に入って左手がYAKINIKU竜ヶ丘。奥がホテルの入口になっています。
入口すぐ目の前がフロント。入口すぐ右手にはソファーが置いてあります。
最近のビジネスホテルのフロントって清潔だけどどことなく無機質な感じなんですが、ここはどことなく旅館のようなのんびりとした雰囲気が漂っています。
フロントでチェックインを済ませ、2階のお部屋へ。
今回はツインの朝食付きプラン。部屋は富士山の見える南側のお部屋です。
廊下も明るくて綺麗。ちなみに3階立てなのですが、エレベータも付いているので階段の上り下りが大変な方にも親切設計ですね。
お部屋のキーは今流行のカード式ではなく、普通のカギ。普通のカギでも全然問題はないのですが、2人で泊まる場合は2つあると何かと助かるのになぁ…とはいつも思うところ。
こちらがツインの外観。広さはないが普通に寝泊りするだけなら十分な広さ。
こちらがベッド。ベッド間は人が一人通れるか通れないかのスペース。
この辺は広さにこだわりがなければ全然問題なし。ちなみにこのベッドはシモンズ製のもので実際寝心地はかなりよかった。やはりベッドの良し悪しは睡眠にかなり影響するなと思った次第。
ビジネスホテルらしく、有線無線ともにLANが使えるようになってます。コンセントはこの机のところに2つとベッドの前にも2つあるので数は必要十分といった感じ。電気はベッドのところから全て調光可能になっています。
テレビ、ポット、冷蔵庫、ドライヤーなどはこちらに置いてあります。
こちらはユニットバス。特筆すべきことはないですが、必要なものは十分揃っています。
浴衣も常備。ただサイズがMとLしかなく小さな女性が着るにはちょっと大きいかな。この辺は男性客が多いビジネスホテルの一面が垣間見えますかねぇ(笑)
さて、ちょうど夕食時なので早速お隣にある焼肉屋『YAKINIKU竜が丘』へ。
宿からはフロントの前から直接店に繋がっている通路があります。宿泊者は10%割り引いてくれるんですよ。
入ると広々と落ち着いた6人席に通されました。畳の部屋もあったりでかなり広い。
平日にも関わらずかなりのお客さんが入っていました。
こちらがメニュー。お得なセットメニューもあります。
それほど量は要らないので、この一通りの焼き物や野菜がセットになった竜が丘セットに、一品二品追加することに。
こちらが上カルビ、上ロース、ハラミ。
こちらがイカゲソとホルモン。
キムチと生野菜。適度な量をいろいろとツマんで食べれるセットにして正解。どれも美味しいお肉でしかもかなりのリーズナブル!
そしてもう追加でもう一品は山梨県産のトントロ。淡白な味ながら旨味が凝縮されていてこれも美味しい。
当然のことながら一杯やりながらですが(笑)さすがに移動疲れもあるのでこの日は2杯で十分。
食後のシメはスッキリとオレンジ杏仁豆腐で。
その他にもライスや半ビビンバも頼んだりで、十分お腹が満たされる量を食べたが、二人で6,300円とお肉のクオリティーを考えるとかなりお得!
お腹も満たされたところで、この宿のもう一つのウリである、温泉のある大浴場へ。
廊下を歩いていたら、プレッサーを発見。こういうところはビジネスホテルっぽい。
ちなみに平日ということもあって、この日に泊まってるお客さんはビジネス利用の方が殆どという感じでした。
大浴場は1階にフロントと反対側のほうに向かっていくとあります。
手前から男湯、女湯、休憩所となっています。
ここの温泉は、富士吉田にある富士五湖鐘山温泉が湧き出る『ホテル 鐘山苑』からタンクローリーで運ばれてくる天然温泉。
中の洗い場は8つ。浴場は10人ぐらい入れる露天風呂が一つと大きさはそれほどでもないですが、 ビジネスホテルで天然温泉に入れるのは嬉しい。
ここの泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉。富士山の恵みたっぷりの高アルカリ性温泉。柔らかい感じのお湯が気持ちいい!お約束の寝る前と朝食前の2回入りました。
奥の休憩所にはウォーターサーバーと自動販売機、それにマッサージ機もあります。
翌日の早朝。前日までかなり強い雨だったがこの日は朝からスッキリとした青空。
富士山もホテルの駐車場からくっきり見えました。
新倉山での撮影から戻っての朝食。今回は朝食付きプランにしたので、一階の朝食コーナーで食事です。
早朝に新倉山に行っていた関係でちょっと遅めの8時半に。朝食の時間は7時15分~9時の間でチェックイン時に指定します。また和食にするか洋食にするかもこの時に伝えておきます。
他の宿泊客は皆7時台に済ませてしまったようで、この時間の利用は我々のみ。
私は今回は洋食で。食パン半切れとロールパン、ハムと目玉焼き2つ、サラダにデザート、りんごジュースとちょうどいい量。子供の頃はこういう朝食が定番だったけど最近はパンとヨーグルトだけとかが多いので、朝食らしい感じがして思わずニンマリ。
コーヒー類は朝食コーナーの中に自由に取って飲めるようになっている。コーヒーを飲みながら外をぼんやりと眺めるのもささやかな幸せのひととき。
チェックアウト時間の最終は10時。またもや天気が悪くなってきてそれほど急いで出る理由もなくなったのでギリギリまでゆっくりしてからの出発。お世話になりました。
今回のお部屋はツインルームで朝食付き一人当たり7,000円(税込)。(~8,500円)
シングルは6,800円(税込)。ダブルも一室13,000円~16,000円(税込)となっています。
ちょうどいい量の美味しい朝食付きで天然温泉の露天風呂に入れてこの価格はかなりリーズナブルですね。
ツインでしかも女性が泊まることを考えると、浴衣やカギなど少々気になるところもありましたが、館内は部屋も含めて綺麗で、ネットやアメニティーグッズも一通り整っているので、とても使い勝手がいい宿だと思います。何よりも都会のビジネスホテルのような無機質な感じではなく、ホテルのスタッフの方の対応も含めどこかのんびりとした空気があるのがいいですね。
ちなみに、正面玄関は午後10時で締め切ってしましますが、部屋のカギと一緒に正面玄関のカギもついているので、このカギを持って10時以降も自由に出入りすることができます。
富士急ハイランドや河口湖からもほど近く、ビジネスだけでなく観光の拠点にもちょうどいい場所。富士急ハイランドのパスポートとセットになったお得なプランもあるようです。詳しくはホテルのHPをご参照ください。
また、この周辺の観光や富士山の撮影で今後も利用することになりそうです。
- ビジネスホテル ふじ竜ヶ丘HP
富士急ハイランド徒歩10分、朝食無料、富士吉田のホテルふじ竜ヶ丘<公式>