梅雨の風物詩 鎌倉 長谷寺のあじさいを見に行ってきた。見頃は6月中旬頃かな。

梅雨の風物詩 鎌倉 長谷寺のあじさいを見に行ってきた。見頃は6月中旬頃かな。
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今年もはや6月に入り、私の住む関東地方もどうやら気象庁から梅雨入りをしたと見られるとの発表があったようだ。

 

これから梅雨が明ける7月の中旬から下旬までスッキリとしない天気が続きそうだ。

写真…特に私のように風景写真や空の写真を撮るのが好きな人達にとっては少々フラストレーションが溜まる季節でもある。(逆に大気が不安定な時期ゆえに普段見れないようなもの凄い焼け方をする夕空が見れるのもこの梅雨の時期ならではなので、ちょっと楽しみでもあるのだが…)

 

それでなくても雨が降る中の撮影というのはどうしても避けたくなるものではあるが、この時期の風物詩として雨が降る中こそ撮影に行きたくなる唯一の例外が「あじさい」であろう。

このあじさいほど、雨が滴るような空模様にこそ映える花というのはないのではないだろうか。

自宅の近所にも毎年あじさいが咲く場所に、今年も青や赤紫の色付く姿が見えるようになると、今年もいよいよ一年の半分が終わろうとしているのだなと思う。あじさいに限らずその季節の草花を見て触れ合うということはつい流されがちな日々の中でふと我に返って振り返るという意味でも大切な事だなと思う。

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さて、少し話が逸れてしまったが「あじさい」の話である。

近所のあじさいの色付きが見えると、毎年のように足を運びたくなる場所がある。

私の大好きな場所である鎌倉である。

 

鎌倉の寺社にはあじさいの名所が多い。寺社だけでなく道脇や線路脇も鎌倉の歴史ある街並みに咲くあじさいはまた風情がある。この町全体があじさいの名所と言ってもいいのかも知れない。

そんな中でも有名なあじさいスポットを2つ挙げると、北鎌倉にある通称「あじさい寺」の「明月院」。そして今回訪れた鎌倉有数の花寺として名高い「長谷寺」であろう。

 

明月院の方は毎年のように行っているのだが実はあじさいの季節に長谷寺を訪れるのは何気に初めて。

少々見頃には早いかなと思ったが、先週の日曜日(6/5)は朝から雨が降っていて午後から雨が上がるとのことだったので、雨上がりのあじさいを見るにはちょうどよい天候だったので、下見のような感じで長谷寺へ訪れてみた。

昼過ぎには着くようにと前の日から予定していたが、前日からの疲れが何となく抜けていなく、ズルズルと出発が遅れて長谷寺に到着したのが午後4時…。しかももう夕方だというのに江ノ電の長谷駅から長谷寺へ向かう道はえらい人が多い。そう言えば江ノ電も普段より人が多かったな。

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長谷寺の入り口(山門)の前にも大勢の人が。

しかも入り口のところに普段見られないパネルが置いてあり、何か数字が書かれている。

近づいて見てみると、なんとあじさい路(散策路)は入場規制がかけられていて、整理券を配っていた。あじさい路に入るまでに45分待ちとは。。。

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一瞬入るのを躊躇ったが、このまま空振りで帰るのも勿体ないので、入場券を買って整理券を貰う。

まぁ、45分ぐらいならあじさい路までゆっくり撮影しながら歩いていればそれくらい待つのは苦ではないと思った。

 

案の定山門からあじさい路の入り口が近い観音堂周辺までウロウロしているうちに、ちょうど整理番号の順番が回ってきていた。

整理券を渡して、さてあじさい路へ向かうとそこでも長ーい行列が。。。

散策路は一方通行にしている上に、道自体もすれ違う程度の幅しかないので、数歩進んでは立ち止まりを繰り返す感じでゆっくりしたペースでしか進めない。

写真を撮るにはある意味ちょうどいい進み具合ではあった。もちろん三脚などを置いての撮影は禁止なのでご注意を。

 

肝心のあじさいの方ではあるが、開花は下の写真を見ての通り全体の3~4割といったところであったが、それでも見応えは十分。雨は予想より早く上がってあっという間に青空が広がっていたので、雨の雫滴る様はあまりみる事が出来なかったのがちょっと残念であったが、見頃を迎えた時の楽しみに取っておくのもいいのかな?

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そしてこの散策路からは由比ヶ浜と鎌倉の海沿いの美しい景色が見られる。

見物客が多くてどうしても人を避けて撮るのが難しいが。。。

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一通り回って、長谷寺の山門前に降りたのがちょうど6時。門は当然の事ながら閉められていた。

通常では5時までの開山であるが、この時期の週末だけは一時間遅い6時まで開山となっている。

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6時だというのにまだ青空が見えるほど明るい。日の入り時刻は6時50分。

長谷駅から2つ先の稲村ケ崎駅に向かう。雲がだいぶ晴れているので富士山が期待できるかもしれないと思い行ってみたら、西の富士山の方角は雲一つない空になっていた。

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正直富士山はあまり期待していなかったので、見れて嬉しい。

時期的になかなかお目にかかる日が難しいが、西の空が晴れていて時間的にタイミングが合うようなら是非とも訪れて欲しい場所である。

 

あじさいの見頃は6月中旬ごろになるだろうか。

長谷寺に限らず鎌倉のあじさいの時期は平日休日問わず朝から並ぶほど混みあうので、しっとりと落ち着いた風情を楽しむ空気とは程遠いが、雨続きで少し鬱陶しく感じるこれからの季節、つい出不精にもなりがちだが、ちょっと足を伸ばして雨降る中の季節の風物詩を楽しむものいいものですよ。

長谷寺HP(開花状況などのチェックはこちらで)

鎌倉 長谷寺

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