【写真】文京シビックセンターからの富士山と夕景(2015.11.15)
この日は午前中、フォトマスター検定を受けに池袋に行った後、お昼を挟んで諸々用事を済ませた後、駒込にある六義園へ。
紅葉が本格的になる前に一度下見にと訪れたが、案の定、紅葉はまだまだ青々としてる部分が多かった。本格化は11月の最終週の週末あたりからだろうか。。。
六義園を後にして、山手線で一つ隣の巣鴨へ行き、そこから都営三田線に乗り換えて春日へ。
目的の場所は文京シビックセンター。ここは文京区役所や文京シビックホールなど、文京区の施設が入っている地上28階建の高層ビル。バブル期に計画されたものだけに外観も内装もバブルの匂いが漂う作り。
春日駅からは地下道を通ってシビックセンターに直結しているので、そこから入って25階の展望ラウンジへ。
日曜日のため区役所は当然休みだが、展望ラウンジは休祭日でも無料で20時半まで解放されており、東京の景観が楽しむことができる。
中でも目玉は、新宿副都心の超高層ビルをバックに富士山が見える景色は素晴らしく、関東の富士見百景にも選ばれてる場所である。
ちょうど空気が澄みだす今ぐらいの時期から、冬場にかけては直線距離にして100km先のある富士山をお目にかけれる機会も多くなってくるので、こちらも下見がてら寄ってみた次第。
日の入り45分ぐらい前に着いて、エレベーターで展望ラウンジに上がってみると。既に10数名の人がカメラを用意して富士山の方角を見ている。
昼間の状況から雲は多めだが、空気は澄んでいるのでうまく雲が途切れていれば見れるだろうと予想を踏んだ通り、新宿のビルの向こう側に富士山がクッキリと見える。
上の写真はGRⅡの47mmクロップモードで撮ったもの。下の写真はE-M1で300mm相当の望遠で撮影。望遠レンズを使うと望遠レンズの圧縮効果で新宿の超高層ビルのすぐ後ろに富士山が迫ってるような面白い写真が撮れる。
これから夕陽が富士山にかかりだして、日没後のマジックアワーも楽しめそうだなと期待したのだが、だんだんと空が霞がかってきて、富士山も到着した時よりぼんやりとした感じに。。。
何とかシルエットにして見えるくらいには。。。思ったほどクッキリとは見えずにちょっと残念。
日没後も空はかすむ一方で綺麗には焼けず。仕方ないので早々に諦めて撤収。
到着した時に見た期待度とは裏腹に尻つぼみになってしまったが、これから真冬にかけて都内近郊の至る所で富士見が楽しめるのはテンションがあがりますね。
ここは三脚の使用は禁止していますが、まどが斜めに張り出しているので撮影自体はかなりしやすいです。(ただ窓の汚れが目立つのでAFで窓の汚れにピントがあったり、太陽光の反射が強い場所だと汚れが一緒に写ったりするのが少しやっかいです)
- 文京シビックセンター(文京区役所HP)