7/23 人生初の写真ワークショップ開催しました! ~ 前編:開催の経緯について少し書いてみます

7/23 人生初の写真ワークショップ開催しました! ~ 前編:開催の経緯について少し書いてみます
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もうかれこれ3週間ほど前の出来事と少し間が空いてしまったが、7月23日に初心者向けのカメラワークショップを開催させて頂いた。

 

自分にとってはカメラ以外の事も含めて、セミナーやワークショップを開催したのはこれが人生初の出来事である。

今までも個人レベルでは本業がIT関連という事もありPCの事やら教えていたりはしていたが、自らやりたかったわけではなく、身内や知り合いに頼まれて渋々やっていただけである。

また、会社員時代に社員教育と言った形のものは何度かやったことがあるが、あくまで身内の人間に対してということと自ら進んでのイベントではなく社命でのイベントゆえ、自らの意志で「身内」ではなく一般の人向けにこのようなイベントを開催したのは初めての事だ。

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そのワークショップの様子について触れる前に、何故今までやろういう気も起きなかったワークショップを開こうと思ったのか?ということについて少しばかり触れさせて頂きたいと思う。

実は私はカメラ歴はそれほど長いわけではない。子供のころからフィルムカメラを使ってよく撮ってはいたが、十分に使いこなせているとは言えなかった。フィルム用の一眼レフを持っていた時期もあったが結局何がなんだかさっぱりわからず、フルオート以外で使うことなく当時の会社の後輩に譲ってしまった苦い思い出しかない。

 

その後もコンパクトデジカメを買っては埃を被りを繰り返していたが、3年前に購入したミラーレス機(オリンパスPEN Lite)が私のカメラライフを一変させてくれた。

フィルム一眼レフのイメージからはかけ離れたコンパクトさや誰でも簡単に綺麗な写真が撮れる扱い易さに加えて、今の時代はネットやSNS、本や雑誌などから必要な情報を簡単に手に入れることができる。わからない事があれば直ぐにでも調べてトライと言う事が簡単に出来るようになったので、短期間の間に次々と新しい事を覚えていき、自分の撮りたい写真が次々と撮れるようになって、どんどんのめり込んでいった。

 

ここまで時間を忘れてのめり込んだり、楽しいと思えることは子供の頃に好きな事に夢中になって遊んでいた感覚以来のことだ。

それから早3年、まだまだ技術や知識も被写体を切り取る感性も未熟ではあるが、これといった趣味も特技もなく、特に社会人になってからは仕事ばかりの中心の生活で何の取り柄もなかった私にとってこの先、生涯続けていけるだけのモノが自分に見つかったとう事は何よりも幸せなことだと思っている。

 

写真の素晴らしいところは挙げるとキリがないが、敢えてその一つを挙げるとすると誰もが容易に自分の感性や個性を表現できるところにあると思う。そしてその表現方法は良いも悪いもなく自由である。その表現方法についての賛否はネット等でもさまざまな議論はされているが、そういうことも含めての自由でありその自由さが自分にとっては心地よいものである。

 

先程も話した通り、今のデジカメは非常に簡単で必要な情報も簡単に手に入る。とは言え、綺麗な写真を撮りたくて一眼レフやミラーレス機を購入したものの、十分使いこなせずにスマートフォンのカメラ機能ばかり使うことになり、肝心のデジカメは部屋の片隅で埃を被ってしまう人も多く、私の周りにもそういう人が意外にも多いということが分かった。

 

私がそうだったように、ちょっとしたきっかけで人生を大きく変えるだけの力が写真にはあると思っている。その可能性は私だけでなく既にデジカメもっている人やこれからデジカメを使って写真を始めようと思っている人達すべてに言える事である。

 

その可能性をほんの入り口の部分で躓いたり知らなかったばかりに、閉ざしてしまうのは非常に勿体ないことだなと思っている。その人にとって写真と言うモノがどういう存在になりゆるのかそこはわからないが、何らかの興味を持って始めたというのであれば、その可能性を広げるためのきっかけとして少しでも力になれる事はあるのでは?というのが、今回ワークショップを開くことにした大きな動機である。

 

正直な話、私より写真歴が長く上手い人などそれこそ星の数程いる。たかだか写真の世界の入り口に立った程度の人間が人に教えるなんて考えるのはおこがましいという考えは未だに思っているが、これから初めてようとしている人や、始めたはいいが最初の一歩で躓いている人達にとっては、私ぐらいのレベルであっても遥か先の世界が見えているという事に気付いて、そういったさらに上に行く人達とは違った、本当の初心者の一歩や二歩先にいる立場にいる人間ならでは教えられる事があるのでは?というのも思い立ったきっかけである。

 

少々前置きが長くなってしまったので、実際のワークショップの様子や、やってみての感想などは次回に改めて書かせて頂きます。

 

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