CP+2016のソニーブースで待望の新型Eマウントレンズ(G MASTER) FE 85mm F1.4 GM を試す

CP+2016のソニーブースで待望の新型Eマウントレンズ(G MASTER) FE 85mm F1.4 GM を試す

先週開催された、カメラと写真の総合展示会「CP+(シーピープラス)2016」のソニーブースで、α7シリーズなどに装着可能なEマウントレンズの新製品を実写する機会がありました。

 

私は現在α7IIを所有していますが、このα7シリーズのマウントであるEマウントはまだまだ歴史が浅いこともあり、特にα7向けのフルサイズ(センサー)用レンズはラインナップが少ないのがウィークポイント。フルサイズのミラーレス機に魅力を感じながらもこのレンズラインナップの心許なさからα7の導入を躊躇っている人も多かったのではないでしょうか。

私もそのα7になかなか手が出せなかった一人。しかしながら2015年の下期から、2016年に入って大幅にラインナップが拡大する噂をちらほらと聞いていたので、その噂が実現可能性が高くなってきた頃を見計らって将来的な期待を込めて先に入手した次第。

 

そして、期待通りにこのCP+の開催前に、3本のフルサイズ用Eマウントレンズが発表され。CP+において初めて一般の人向けにお披露目となりました。

今回発表されたのは既存のラインナップにはない『Gマスター(G MASTER)』(以下GM)シリーズというレンズで、Eマウントレンズの中で上位機種であるGシリーズのさらに上となり、Eマウントレンズのフラッグシップの役割を担うレンズです。

 

実は、ソニーのブースに行って、新型のレンズを軽く触ったりできればいいやぐらいに考えていたのですが、実際ソニーのブースに行くと何とこの3本の新型レンズの内の一つ、85mmの単焦点レンズであるSONY FE 85mm F1.4 GM(SEL85F14GM)の実機展示がしてあり、目の前のお姉さん(モデル)達を被写体に実際に撮影できるコーナーがが設けてあるじゃありませんか!

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せっかくの機会だから触ってみようか。。。と思ったが、予想通りの長蛇の列。余り時間がなかったので、うーんやはり止めとこおうかなぁ。。。なんて考えながら気が付いたら列の中にいました(笑)

実機は7機程度用意されていて、制限時間(5分だったか10分だったか)内であれば使いたい放題といった様子。試写している背後からお姉さん達をコソコソ撮りながら並んでいるうちに意外と早く順番が回ってきました(それでも30分近くは待ったか)

 

目の前にはα7にに装着されたFE 85mm F1.4 GM。α7はフラッグシップ機のα7RII。私のα7Ⅱと基本的にはダイヤルやメニューの操作は全く同じなので全く戸惑うことなく使える。そして記憶媒体はというと。。。なんと自分のSDカードがあればそれを差し込んで撮ったデータは持ち帰ってよいそうな。

ということで、自分のカメラのSDカードを抜いて、デモ機の方に差し込んでから、(自分の好みも含めて)設定を行う。その時画像の保存方法をうっかりRAW+JPEGにし忘れてしまってJPEGのみになってしまっていたが、結果的にはJPEGで十分だったが。

 

まず持った感触として思ったより大きくて重い。。。レンズ自体の重さは820gということでコンパクトさがウリのはずのEマウントからすると、この85mmに限らずGMシリーズは全体的に大きくて重い。同じソニーのAマウントの同クラスとそんなに変わらないんですよね。GMシリーズはコンパクトさよりも光学性能を重視しているということなんでしょうが、それをポジティブに捉えるかは現時点では難しい。ただ実際に撮影した感じからすればこれくらいの大きさと重さがあった方が、しっくりくる感じはある。α7RIIとのバランスはとてもいいように感じた。

 

実際の写りの方はというと、これがまた予想以上。。。実はこのCP+の前にもサンプル画像が出回っていて既に素晴らしい描写だということは分かっていたのですが、こうして自身で撮ったカットを見ると、改めて美しい描写をするレンズだなぁとただ関心するばかり。下のカットは開放のF1,4で撮影したものですが、ピント面のキレがありながらもシャープ過ぎる感じではなく、自然なキレ味。そこからなだらかに溶けるようなボケが美しい。
(元画像のサイズが大きすぎるので長辺を2048ピクセルまでリサイズさせてます)

さらに下のカットのモデルさんは、一段絞ってF2で撮影。一段絞るとピント面のシャープさがさらに引き立つ感じですね。

SONYのEマウントで同じポートレートレンズと言えば、ツァイスレンズであるSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAがありますが、クセのない美しい描写は同じながらもキャラは若干異なるのかなぁという印象。いい表現が見つからないんですが空気感というか透明感というのか。。。そういった味みたいなモノはSonnerの方があるかなぁ。。。あくまで自分の好みの感覚なんで(笑)GMレンズが素晴らしい事は間違いないので、どっちが優れているというより個人的な好みですね。

焦点距離も違うレンズなので、どちらも持っておきたいレンズではあります(先立つものがあればね)。

 

さらに、実際の撮影においても好印象だったのが、AFの速さと精度。この時はAF-C(コンティニュアスAF)にレンズの鏡筒真ん中にあるボタンに瞳AF機能を割り当ててあったのですが、試しに使ってみるとかなり高い追従性。明らかにピントが外れているといったのは一枚もありませんでした。あまりじっくりと撮影できないシチュエーションだと、高速で制度の高いAFが使えるのは効率面で大きいですからね。しかしそう言いながら、自分のα7IIでも瞳AF、実はまだ使った事ないんですよね(笑)というか普段使いのレンズはEFマウントアダプター噛ましの単焦点ですから基本MFですし。。。

RIIとはAFの性能が違うので同じような速さと精度が出るかわからないですが、この辺りの使い勝手も楽しみではあります。

 

では欠点がないのかと言えば。。。フラッグシップレンズという位置付けなんで仕方がないのでしょうが気になるのは価格。。。

このレンズ4月に発売予定なのですが、今の値付けで最安値で約20万前後。さすがに簡単に飛びつけるようなシロモノではないです。

ポートレート用にメインのレンズとして使うには性能的には申し分ないので、一本は持っておきたいレンズではあるんですけどね。

ポートレートレンズとして考えた時に、他のGMレンズ。24-70mm F2.8と70-200mm F2.8も選択肢に入るのがまた悩ましい。ポートレートに限らず汎用的に使うにはズームがいいですしね。こちらも軽く触ってきましたが、キレのある描写と綺麗なボケ味はGMシリーズに共通していると言えます。

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さて、いつ手に入れる事ができるだろうか。。。

 

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