スマホからSNSアプリ削除して、無意識に陥っていたSNS依存から抜け出しを図ります。

今朝、iPhone6からFacebookとTwitterのアプリを削除しました。

最近ちょっとSNS依存症というか、気がつくとiPhoneからSNSアプリを開いていることが多いなということに気付いたのです。

私はゲームも２０代でほぼ卒業（３０代でもPSとかDSとか買ってやってましたがそれほどハマることもなく手放しました）してしまいましたし、テレビも２年ぐらい前からサッカー日本代表戦とか特定のスポーツイベントを除いて見る事はなくなりました。

テレビもあまり面白い番組がなかったり、ゲームも最近のは難しすぎてついていけないというのもあるのですが、共通して言えるのは大して見たくもやりたくもないのに、ついズルズルと時間を費やししてしまうのが勿体無かったのです。

それで、今ゲームもテレビもやめて使える時間が増えて有効に使えているのかというと実はそうでもない。

それどころか最近、やるべきことをやってなかったりウッカリ忘れてたりという事がやたらと多い。そこまで忙しい状況なのかというと決してそういうワケではなく、どうも足元の事や本来やりたいことに集中できていない。

それに加えて頭痛が３日ぐらい続いたり、胃の痛みやめまい・軽い動悸、寝つきが悪く朝は起きれない、運動もサボっているのにいつも足が攣りそうな感じだったり、と言った感じで今まで起きたことがないような体調がしばらく続いてました。

先週、２日連続でマッサージを受けたのですが、もともと硬い身体がさらにありえないぐらい硬くなってたのはさすがにショックでした。

この身体の硬さといい体調の悪さといい常に緊張状態でリラックスできてないという感じです。

それで何が原因なんだろうとこのところの行動をずっと振り返ってみたんですが、最近気がつくとFacebookやTwitterのアプリを開いているなと。

家の中にいる時も移動中も旅先でも朝起きてから寝る前まで無意識のうちにこれらのアプリを開いているような感じ。大して用もないのにだらだらとゲームやったりテレビ見たりにしているのと何が違うんだろう？と言う位一日をトータルするとそれぐらい見てる感じです。

いや、ただムダに時間を過ごしてしまうだけのゲームやテレビのがまだいいいかも知れないと思います。そこには身近な他者は存在しないわけですから。

SNSに多かれ少なかれ依存してしまうのは何故か？それは他者からの承認を求めようとするあまりなのではないかと思います。そしてタイムラインを見ながら他人からどう思われているか？他人が何をしてるのかがいつも気になって仕方がない。そして他人の行動を見て自分と比べて落ち込んだり、そんな感じで常に緊張感とマイナスへ心理が働くような状況を延々と続けていればリラックスできず、体調が悪くなるのも当然ですね。

はっきりしたことは分からないですが、症状から恐らく自律神経に不調をきたしているのではないかなと思います。

結局、自分に自信が持てないでいる事が一番大きな理由なのでしょうね。自分に何が出来るのか？何何者にもなれない己に対する苛立ちや不安、そんな存在を示すことができない自分に他人から存在そのものが忘れ去られてしまうのでは？という恐怖感を常にどこかで抱いているのだろうと思います。

SNSでいつも「いる」ことで、なんとか消えないように必死にもがいているだけなのではないかと。

しかし、このような形でSNSに依存していても何の解決策にもならないのですね。

そんな余計な事を考えているヒマがあったら、足元のやるべきことや本来やりたい事をやらなくては何のための自分の人生か？

このままではただ他人を追いかけて振り回される人生で終わってしまう。SNSの中にただ「いる」だけを続けていてもそれ以上の存在にはなりえない。

私ももう若くはない、外見は若いとは言っても体力も気力も１０年前に比べると大幅に落ちているのを実感している。

もう人生の半分を折り返して終着点を意識して行動しなければならない年代に入っている。人の行動や評価ばかりを気にしている場合ではない。

それで、本来すべきことに集中するためにSNSの世界と少し距離を置くことにしました。

もちろん、SNSを完全にやめてしまうとかそういう極端な事はまったく考えていません。

現実的にSNSなしの生活なんてありえないですし、それにSNSそのものが悪いというわけではなくあくまでSNSと向き合う己の心の問題。急にSNSと隔離した生活をしたらそちらの弊害が大きそうな気がします。（苦笑）

己の心と身体の健康を取り戻し、リラックスした日々を過ごしながら足元のやるべき事やこれからやりたい事に集中するために、PC上から１日２～３回ぐらい開く位の頻度で使っていこうと思います。