広島の路面電車 通称『広電』に初めて乗った! ~ 山口・萩の旅(その5)

広島の路面電車 通称『広電』に初めて乗った! ~ 山口・萩の旅(その5)
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8/29からの3日間、山口・萩の旅。そろそろ題名の通り萩の街の話に進めねばならないのだが、もう一つ広島で初体験したものがあったのでこれを以って広島での出来事は締めたいと思う(^^;;

※今までの広島滞在のエントリーはこちら

広島 銀山町 お好み焼き 八昌 地元民もオススメする超繁盛店! ~ 山口・萩の旅(その2) | 旅とTABIの記憶書


広島 平和記念公園(原爆ドーム)で平和への祈りを捧げる ~ 山口・萩の旅(その3) | 旅とTABIの記憶書


 

今回、わずかな滞在時間で『平和記念公園(原爆ドーム)』や銀山町の『お好み焼き 八昌』に行ったのだが、その移動手段は、電車でもバスでもタクシーでも徒歩でもなく、『路面電車』での移動だった。

路面電車と言って身近に思い出すものと言えば、『都電』であるが、実は都電については相当昔に2度ぐらいしか乗った記憶がなく、その時もあまり印象に残っていなかった。(子供のころから鉄道好きではあるが、路面電車にはあまり興味がなかったというのもある)

そんな感じなので、この広島の路面電車についても旅の楽しみとしていたわけではなく、ただの移動手段ぐらいの感覚だったのだが、実際乗ったりしてみるとこれがなかなか面白いものだったので紹介してみようと思う。

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新幹線で広島駅で下車して、路面電車のある南口に移動する。ロッカーに荷物を置いて、路面電車乗り場へ。

駅の改札を抜けて広場に出るとすぐ目の前が乗り場だ。

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路面電車』ではなく『電車』乗り場なんですね。この『路面電車』の運営は広島電鉄。通称(愛称)『広電』である。

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バス乗り場のような電車のホームのような、どちらでもないような不思議な雰囲気。

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3本ある引込み線にひっきりなしに電車が入ってきて、人が降りてくる。

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2箇所の乗り場と2箇所の降り場に分かれているようだ。最初この仕組みがわからずどこが乗り場なのか分からず戸惑った。

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乗り方のルールも書いてある。国内外問わず観光客が多いならではの分かりやすい説明は助かる。

1両編成では後ろのドアから。2両以上の編成は真ん中よりのドアからの乗車になるようだ。2両編成以上の電車は車掌も乗務しているようだ。

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広電の路線図。都電のように一本の路線でなく東西南北と複数の路線に分かれているのだなぁと。

世界遺産『宮島』の玄関口、宮島口までこの電車で行けるようだ。

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まずは銀山町(かなやまちょう)に出たいので乗り場を探すと、とりあえず1・2・6乗り場からの電車はどれでもいけそうだ。この番号はバスで言う系統と同じことのようだ。

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目の前に電車が入ってきたので、反射的に乗ってしまう。かなり新しいの車両だと思ったら鉄道雑誌か何かで見たことがある低床車両5000型グリーンムーバー』だ。

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さて乗ろうとしたはいいが、先払いなのか後払いなのか、銀山町までいくら掛かるのかもロクに見なかったのでどうしたものかと前の人の様子を見ていると、Suicaのようにタッチをしている。こちらではSuicaやPASMOだが広島での交通系ICカードは『PASPY』(パスピー)というものらしい。

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んで、相互利用できないものかと思い、試しにPASMOをかざしてみたがあえなくエラー。

すかさず車掌さんらしき人に、『それは使えないので降りるときに現金でお願いします』と声を掛けられた。

銀山町までの料金はいくらなのだろう?と車内をきょろきょろ見渡してみると、車内放送(だったか?)で広島市内は160円均一だということが分かった。

現金払いの時はこの透明な部分の料金箱にお金を入れる。この辺はバスと同じなので戸惑うことはないだろう。両替はワンマン運転の場合は運転士、車掌が乗車してる場合は車掌が両替に応じてくれる。

車内の様子は控えめに一枚だけ。これは銀山町から原爆ドーム前に移動する車内でお客さんの数も少し落ち着いてたんですが、広島駅からは立っている人が半分ぐらいいるという混み振り。どことなくのんびりとした空気が流れる車内。

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銀山町を降りた時の写真。乗ってきた電車の全体像

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道路の中央を走るというシステムは都電と変わらないようだ。それにしても来る電車を見ていると、新旧バラエティに富んでいる。

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広電のホームページで確認したのだが古いものは戦前の車両から昨年新造した車両まで20を超える種類の車両が走っている。中には一両しかないものやイベント限定のレアものがあったりで、全車両制覇するというのも楽しい乗り方かもしれない。

広島駅に戻る時は先頭側に座って一枚撮ってみる。速度はどの程度が見てなかったが平行して走る車より遅い速度で走っていたので、30~40km/hといったところだろうか。

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一応、時刻表もあるのだが、信号もあるし道路交通事情もあるのであくまで目安程度ではないだろうか、その辺はバスと同じ感覚かと。

まとめ

最初は目的地に行くための移動手段での利用だったが、実際乗り場を目の前してから電車に乗ってる時など、新鮮でテンションがあがりまくった。

今回はごく一部の区間しか利用しなかったし、事前の情報もなしに乗ってたので本当の意味での『広電』の楽しさを知ることができたわけではなかったが、改めて広島に来た時は新旧さまざまな電車に乗ったり・歴史を知ったりとじっくりと楽しみたいなと思った。

市内の交通機関というとバスやタクシーが一般的だが、バスなどはあれ?走ってたかなと思うぐらいだったので、この広島の街における路面電車の存在感というのは観光客だけでなく市民の普段の足としても大きなものなのだろうと思った。

後で知ったのだが『被爆列車』という広電生え抜きの650型電車も見ておきたかったな…。

また広島に再度訪れたいと思う目的が一つできた、そんな『広電』との出会いの旅になりました。

  • 広島電鉄HP(ひろでんアベニュー)

ひろでんアベニュー


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