決算処理を終えてコツコツ&すぐやるを思い知らされた2週間

決算処理を終えてコツコツ&すぐやるを思い知らされた2週間
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ようやく昨日、会社の決算処理のメドがついて、ホッと一安心のきむらです。

と言ってもこれから税理士さんに渡して、チェックを受けたりするのでまだ完全に終わったわけではないですが、GW中からの大量の領収書や請求書に埋もれてカオスな状態からは解放されただけでもだいぶ肩の荷が下りた気分。

特に一昨日から昨日にかけてはあまり寝てなかったので、昨日の夜に一通り終わってからは早めの風呂に入って布団に潜りこみました。

ところが、一度入ったスイッチが切り替わらないようで、なかなか寝付くことが出来ず。

結局2日連続の寝不足で、昼間はカラダが半分寝てるような感じでした。

胃が痛くなったのは久々だな(^^;

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毎日10分の時間を惜しんだツケは大きい

そんなに会社の決算って面倒なのか?と思われる方もいるかと思うかもしれないですが、特に面倒な事はないです。

それなりに従業員がいるなら話は別ですが、一人会社ですし普段は個人事業とそれほど変わるところはないです。

ただ会社と個人のモノやカネは区別する必要があるので、その間でのやりとりがひと手間ふた手間増えるぐらいのことはありますが、その程度の違いしかありません。

税務署に提出する申告書だとかは、個人の確定申告書のようにはいかないので、そこは税理士さんにお願いしてますからむしろ決算は個人事業の時よりも楽なのでは?

それなのになんで今回ここまで追い込まれたかというと、普段からやるべき事をやってなかっただけの事なんです。

日々発生する領収書やらレシートやら請求書など、会計ソフトに入力して、紙類はファイリングするなりスキャニングするなりに掛かる時間など、ものの10分…多いときでも15分もあれば終わる作業なんですよ。

もちろん一人なんで、その日まったく発生しなかったりする日もあるので平均は毎日10分程度といったとこでしょうか?

個人事業も含めてかれこれ5年ぐらいやっているわけですが、今までは毎日…とまでは行かないまでも、1週間に一度、ためこんでしまった場合でも1ヶ月に一度は処理してました。

ところが、昨年度はちょうど期の初めに少しゴタゴタしていたので、日々の経理処理が完全に後回しになってしまい、気がついた時には8月くらいに。

取り敢えず期の頭の4月は処理をしたのですが、途中で面倒になって次々と溜まっていく領収書等を見てまずいな…と思いながらもそのままズルズルと放置した結果、ギリギリになって慌ててやることになってしまったわけです。

夏休みの宿題を休みが終わる2~3日前に慌ててやる子供と変わらんですね。

 

毎日10分コツコツをやるのと、まとめて時間を取って処理するのと、かける時間としては大差はないです。

ところがギリギリになってまとまった時間を取ってやるのと、日々やっておくのでは当たり前の話ですが精神的なゆとりが全く違います。

毎日10分というのは一日の中ではそれほど大きな負担ではありません。

もしその日もしくは数日できなかったとしても、もともと時間を使うものではないので、数日まとめて処理をしてもどうってことはありません。

ところが、これが1年も溜め込んでしまうと単純に10分×365日=3650分。つまり、だいたい61時間ぐらいになるわけです。

これを1日8時間取って処理したとしてまる7日以上かかる計算になります。

実際に私が処理した日数もそれほど差がないと思います。

はじめから予定していた事ならともかく、これだけのまとまった時間を確保しなければならないというのは、他のタスクに与える影響も大きいわけです。

事実、私は日々の習慣化を含めて実施していることがありますが、処理が片付く2日前を中心にほとんど実施することができませんでした。

当然の事ながら、これだけの期間を確保しなければならないですから、予定していたタスクを後ろにずらすかキャンセルをせざる終えなくなってしまいます。

4月から週5日~6日ペースで更新していたこのブログも、今回の事で3日ほど空いてしまいました。

親指シフトも練習3週目に入っていますが、2日間練習できませんでした。

2日練習できないと、せっかく掴めていた感覚が薄れていきます。

こうしてさまざまなところに悪影響を及ぼしてしまうわけです。

 

また、別の問題としてリスクに対して柔軟な対応ができなくなることも余裕がなくなる要因となります。

日々その作業に集中できるような環境であればいいですが、事業を営んでいる以上それは現実的に難しいです。

いつどんなトラブルがあって、最優先で対応しなければならない状況があるかもしれません。

そのためにもある程度スケジュールには余裕を持たせておく必要がありますが、このような状況ではそれもままならなくなってしまいます。

期限内に処理が終わらなくなる恐れもあるので、毎日『何も割り込み入ってくるな』とビクビクしながら処理をしているのは精神衛生上よくありません。

 

さらに、まとめて処理をしていると、当然の事ながら処理をしていて疑問や不明点が出てくると思います。

これらが毎日10分処理していて一ヶ月に何回かひっかかることがあって調べたりすることは大した負担ではないですが、これが12か月分まとめて押し寄せてくるともうウンザリしてくるわけです。

差し迫る時間を気にしながら、スムーズに進まない状況が続くとフラストレーションでイライラが募ってきます。

 

コツコツ&すぐやるを痛感した一週間

そして一番の問題は、このような内部事情で顧客との予定していた事に影響を与えたり、人との大切な約束を守れなかったりという状況を作ってしまう可能性も作ってしまう恐れもないとは言い切れません。

その事を考えると背筋が寒くなる思いです。

またその期間中、自分のしたいことやりたい事に時間とエネルギーを使うことができません。

大事な仕事の依頼が来るかもしれませんが、やるだけの余力がないのでお断りせざる終えなくなるかもしれません。

こうして大切な機会を損失してしまうかも知れないのです。

いや、こうして書いてても改めてゾッとすることばかりですよ(冷汗)

そう考えると、毎日たかが10分程度の簡単な作業も、積もり積もるとバカにならないものになります。

毎日10分の作業に特別気合もやる気も入りません。

もともとやる気も起きる作業ではないので、むしろ10分程度で終わるなら淡々とやってしまえばいいだけなのです。

毎日それだけのことで、決算の時期も特に慌てずそれほどやることもなく税理士さんに渡せます。

その出来た時間を自分が価値を感じていることに時間とエネルギーを注ぐことが出来るわけです。

毎日10分の時間を惜しんだ代償はかなり大きいものになってしまったなと。

毎日コツコツやることの大切さは、何も習得したいものやレベルアップしたいものだけの話ではないのだと、とことん痛感しました。

 

写真 2014-05-14 19 06 03

『無常は迅速に迫ってくる。心を緩くしてはならない。』

簡単に出来るものこそ、毎日やるべきことは先送りせずすぐにやるように習慣づけていきます。

 

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