【起業】領収書でなくレシートでも経費として落とすことは可能です。
私の会社は3月決算なので、このGW中はまさに決算処理の真っ只中。
領収書や請求書などの整理やらで気持ちあたふたしております。
といっても、日頃から処理しておけばよかっただけで、昨年までは比較的スムーズにやっていたのですが、今年は後手後手に回ってしまったのをリカバリーすることもなく今日を迎えてしまったので、そのツケが一気に回ってきてます。
その領収書ですが、会社を経営されている方や個人事業の方はモノを購入したりサービスを受けた時に必ず貰うようにしていると思います。
取引先との会食や、書籍の購入、事務用品の購入などは日常的に発生するものでしょう。
これらの証明として、宛名のないレシートではなく必ず名前入りの領収書を貰わなくては経費として落とせないと思っている人もいるのではないでしょうか?
結論からいうとレシートでも全く問題ありません。
特に法律上、経費に計上するのは名前入りの領収書でなければならないというのはどこにも触れられていません。
もし名前入りの領収書以外NGであるなら、タクシーの領収書やSuicaチャージの領収書も全部NGになってしまいますよね。
ヨドバシで充電器を買って領収書を貰ったのはOKだけど、コンビニで充電器を買ってレシートだったのでNGなんてこともありません。
私も最初は名前入りの領収書を書いてもらっていたのですが、途中から面倒くさくなってレシートをそのまま証明とすることが多くなりました。
それに、コンビニとかでコピーやFAXサービス利用して、レシートでなく領収書よこせなんて言いにくいでしょう。
むしろレシートの方が、モノやサービスの詳細(食事なら行った人数も含めて)がわかるので税務署的にはそちらのほうがありがたいという話を聞いたことがあります。
逆に買ったモノや受けたサービスの詳細をあまり明らかにしたくない人は、敢えて名前入りの領収書を貰っているようです。
一番大事なポイントは、領収書かレシートかでなく、事業に関連性があるかどうかの一点です。
領収書のほうも宛名が会社名(個人なら屋号か個人名)でなく無記名のものや「上様」はどうなのか?
もちろんこれも問題はありません。
もちろん、まったく関係のない宛名はダメでしょうけど。(なんらか理由がつけられれば問題ないと思いますが…それは無記名の領収書やレシートも同じことが言えると思います)
要は宛名があるなしの問題ではなく、事業に関係しているかが焦点だということです。