川崎のお土産といえば『久寿餅』 いや『大師巻』を忘れちゃいけません!
川崎の名物・お土産と言えばまず頭に浮かぶのが『久寿餅』じゃないでしょうか?
川崎大師の参道沿いに軒を連ねているので、初詣などで大師に参拝しに来た方は一度はお目にしたことがあると思います。
横浜に25年、そして川崎にも7年以上住んでいる私も、川崎の名物といえばやはり久寿餅…というかそれしかないと思ってました。
ところが、川崎には知る人ぞ知る、歴史あるもう一つの名物があったのです。
恥ずかしながらこれだけ身近な場所なのに、お世話になっているお客様からこの名物の存在を教えてもらうまでまったく知りませんでした。
その名物の名前は『大師巻』というお煎餅。
明治42年から続く老舗の味
この大師巻を作っているのは、川崎駅から少し離れたところに本社がある『堂本製菓』。
明治42年に米菓製造販売業として都内で開業。
その後八王子、そして昭和4年にここ川崎に移転して現在に至るようです。
かなり昔からあったんですね。
そして今回食した『大師巻』はこの堂本製菓の一番人気商品。
平成17年にはかわさき銘菓として認定されています。
店舗は、この本社直売所以外にも、アトレ川崎・川崎アゼリア・さいか屋川崎、ラゾーナ川崎のスーパーSANWA内や川崎大師付近のお菓子屋でも取り扱ってます。
それとHPよりオンライン販売もやってますね。
今回私が買った場所はアゼリア川崎内の店舗。
もうしょっちゅう通るとこですが、ただの和菓子屋ぐらいにしか思ってなくて完全にスルーでした(^^;
いかにも老舗らしい看板。
んで、今回自宅用に買ったのがプチ大師巻 8個入り(税込:1,253円)
塩味と醤油味があって、どちらか選ぶか半分ずつとかにすることもできるので、今回は半分づつ購入。
ちなみに箱は、近くの多摩川の『六郷の渡し』をデザインしたもの。
開封すると、中には海苔で巻かれた煎餅が3つ入っています。
お煎餅というより海苔で巻いたおかきという感じですね。
まずは塩味のほうを食べて見ます。
塩の効いた海苔のパリパリ感と煎餅のサクサク感がとてもよく合う!
塩の塩梅もちょうどいい感じ。これはかなりクセになって止まらなくなりますよ~!!
つづいて、醤油味。
醤油はちょっと甘めの味付け。これも塩とはまた違った美味さ。
塩も醤油も、スーパーとかで買うおかきとは一味違う上品な味ですね。
何箇所かお土産に持って行きましたが、どこも大好評でした。
久寿餅と違ってある程度日持ちがするものなので、自宅用だけでなく近所・親戚や会社や取引先へのお土産にももってこいですよ。
この堂本製菓では大師巻と並ぶ看板商品『だるま煎餅』をはじめ美味しそうな米菓商品を扱っています。
川崎大師やラゾーナ川崎などで川崎へ訪れる機会がありましたら、久寿餅と一緒に『大師巻』もお土産にオススメです。