三浦半島1DAYきっぷで行く、河津桜見物 ~ 三崎まぐろ賞味 三浦半島日帰りの旅(前編)
私の住む沿線の足である京浜急行(京急)。
この鉄道、都内と川崎、横浜、横須賀方面の商業・工業・住宅地を結ぶ日常生活の足として大きな役割を果たしているのですが、日常の足とは別に三浦半島方面の観光スポットを結ぶ観光列車としての顔もあるのですね。
横浜や鎌倉のような全国区の有名な観光スポットではないですが、都内もしくは川崎、横浜方面から日帰りで行ける場所ということや、季節を問わず楽しめる場所が多いので週末ともなると行楽客で賑わっています。(まぁガイドブックなんかも横須賀・三浦エリアだけを取り上げたのは非常に少ないんですよねぇ、殆ど横浜や鎌倉のガイドブックの一部に組み込まれているいう地味ぶり)
私も先日、三浦海岸の河津桜が見頃を迎えたので、ヨメの仕事が休みのタイミングを見計らって河津桜見物に行ってきました。
久々の夫婦揃っての外出で、せっかく三浦海岸まで足を延ばすので、三崎のまぐろを賞味したり城ヶ島の夕景を見たりして過ごそうと考えていました。
三浦半島の観光スポットは広範囲に点在しているので、スポット間の移動時間もそれなりにかかるのですが、それにかかる交通費も意外とバカにならないものがあります。
そこはさすがにこの近辺の観光客招致に力を入れている京急だけに、この三浦半島エリアを周遊するのにお得なきっぷ等が発売されています。
今まで、複数の箇所を訪れる機会がなかったこともあって、お得な切符などを利用する機会がなかったのですが、今回の日帰りの旅は3箇所ぐらいは移動しそうな感じだったので、使ってみることにしました。
京急のおトクな切符は7種類発売
京急のホームページを確認してみると、現在販売しているおトクな切符は以下の7種類。
- みさきまぐろきっぷ
- よこすかグルメきっぷ
- 東京1DAYきっぷ
- 横浜1DAYきっぷ
- 三浦半島1DAY&2DAYきっぷ
- 東京フェリー往復きっぷ
- 弘明寺みうら湯きっぷ
このうち今回訪れる場所に関係する切符は1.もしくは5.。三崎のまぐろを賞味するのもこの日の予定プランに入っていたので1.のみさきまぐろきっぷでもよかったのですが、今回は初めて使うこともあって三浦半島内の電車及びバスを1日もしくは乗り放題で使える5.の三浦半島1DAYきっぷを使うことにしました。
- おトクなきっぷ(京急まちWebより)
この切符、具体的には金沢文庫より南のエリアの京急全線(本線、久里浜線、逗子線)及び主要な観光スポットを経由する路線バスをほぼ網羅してます。
きっぷは京浜急行各駅(泉岳寺駅は除く)の自動発券機で購入できます。
主要駅からの発売額は以下の通り。※カッコ内は2DAYきっぷの料金
- 品川から 1,920円(2,030円)
- 京急蒲田から 1,710円(1,920円)
- 京急川崎から 1,610円(1,820円)
- 横浜から 1,410円(1,620円)
- 上大岡から 1,300円(1,510円)
- フリー区間の各駅 1,090円(設定なし)
私のお膝元の京急川崎からは1,610円…んん~!まてよ??
ちなみに京急川崎から三崎口まで片道710円。私はたまに城ヶ島や荒崎の方に夕陽を撮りに行ったりするのですが、例えば城ヶ島だと三崎口からのバスで片道422円(ICカード利用)します。
つまり往復だと(710+422)×2=2,264円!
もうこれだけで三浦半島1DAYきっぷ使ったほうが全然トクだった事に気付いて愕然。
ああ、今度から朝陽夕陽を撮りに行く時は1DAYきっぷ使おう!
この続き(後編)は旅のレポートとともに、更なるきっぷのお得度や使い勝手などをチェックしていきたいと思います。
- 後編はこちらより。
三浦半島1DAYきっぷで行く、河津桜見物 ~ 三崎まぐろ賞味 三浦半島日帰りの旅(後編) | 旅とTABIの記憶書