Dpub11が終わって夏風邪をこじらせながら考えてたこと
梅雨らしくどことなくスッキリしない天気の中、私自身も週末に夏風邪をこじらせてしまいスッキリしないまま週明けを迎えている。
土曜日は『巨大なるただの飲み会』Dpub11に参加。ところがあれだけ体調を万全にと準備をしていたにも関わらず前日からノドが痛み出す嫌な感じ。
Dpub11当日になってもノドの痛みはとれず体もどことなく重い。熱を測るとやはり微熱がある。本番に弱いなぁと思いながらも1年半近く振りの大イベント。解熱剤を飲んで六本木のある会場に向かった。
参加したDpubはやはり素晴らしいイベントだった。会場に入るまで霞がかかったように全身に倦怠感があったが、会場に入った途端、会場から発せられる熱気が自分の中に取り込まれていく感じで、一次会は終始テンション上がりまくっていた。普段から比較的寡黙な私だが、タダでさえ早口の舌足らずな上にノドを痛めて声が変わってしまっているにも関わらず、ひたすらテンション高く声高に話をしているのだから、このDpubは人を変えさせる大きな力がある。
今回で2回目ということもあって、前回知り合った人や立花(岳志)さんのセミナー・ワークショップ繋がりの友人も多く参加しているので、前回の完全アウエーな空気を感じることがなかったのも大きかったのかもしれない。その友人達にも最近ご無沙汰だったので、そちらの方との話しに夢中になってしまい、前回に比べると名刺交換した人も3分の1にも満たなかったというのが唯一の心残りとなってしまったが、中抜けした2次会を挟んで非公式の4次会まであっという間の一日だった。
ちょうど前回参加のDpub9はブログも始めたばかりでユーザー枠での参加。ブログの話もまともにできなかったけど、今回は私のブログを知っている人や読んで頂いている人もいて、そこからまたいろいろと話が広がったり、応援していると言って頂いたり、ここまでブログを続けていて本当によかったなと思った。
結局話をするのに精一杯で、持っていったデジカメも今回は殆ど出番なし。たぶんそうなるだろうなぁとは思ったけど予想以上に使わなかったな。
Dpub11の翌日はテンションの乱降下とともに体調も一気に乱降下。熱も上げ下げを繰り返して今日のこの時間に至る。やらなければならない事が溜まっているのだがどうにも体が動かないので、ダラダラとしてしまっている。その日中にどうしてもやらなくてはならないことは殆どないのだが、こうしてダラダラと過ごしていることに罪悪感と焦りを感じてしまう。しかし動こうにも体のほうが思うように動かないので、ますます自分がダメな人間に思えてくる。ここ半年で健康面で日々の生活に支障をきたし始めている中での風邪なので凹み度合いもより大きい。
まだDpub11で知り合った人へFacebookの友人申請はおろか、名刺の整理もしていない始末。まったく何もせずに一日が終わってしまうのがイヤで、こうしてブログを書いているのも何か少しでもやったということを残そうとしていうのかもしれない。
こんな感じで1日半つまらないことばかり考えてしまっているが、ふと昨日からずっと考えていることがある。
なんで私はブログを書き続けているのだろう?なんで写真を撮り続けているのだろう?
それは好きだから?ライフワークの一つにするため?自分という人間を表現するためのメディア?
ブログや写真もそれに当てはめていくとどれもその通りではあるし、それは以前からも同じようなことを問答していて、でも何か足りないものがあるよなとずっと思っていた。
しかし、今回Dpub11に参加してそれが少し分かってきた気がする。
その分かったこと。それは、きっと人と繋がっていたいからなんだろうなと。
外見と物腰で多少得をしているところはあるのかもしれないけど、基本話下手で人にお世辞やおべっかも使えない。自分のアピールも苦手でどちらかというと教室の片隅で一人いるタイプ。人と積極的に関わることを避けてきてそれがいつしか一人でいるが苦に感じなくなってきてそれが当たり前になって今日まで生きてきた。自分の事を分かってくれる人がほんの僅かでも居てくれればそれでいい。それは今までもこれからもそうなんだろうなと思っていた。
でも、この人間嫌いな私でも心の奥底深くではより多くの人と繋がっていたい。そういう思いがあるのではないかとこのDpub11に参加して、普段から寡黙でイベント事に参加しても周りに溶け込めずどこか心はいつも違うところにいる私が、風邪や熱をモノともせずにその場を時間を忘れるほどに楽しんでいた姿を思い出して…。
それは続けていたブログや写真をきっかけに人と繋がっていく、それはDpubだけではなく写真ではFacebookでの投稿をきっかけにリアルで一緒に写真を撮りに行く友人が出来たり、こうして好きな事を続けてそれを人に対して発信していくことで、新たな人との繋がりができていく。ブログだって人に見せなければ極端な話、日記でもいい。写真だって撮って自分で眺めていればいい。
結局ブログも写真も私にとってそれが全てとは思ってはいないけど、より多くの人と繋がっていきたいために続けているのかもしれないと考えた時に、欠けていた最後のピースが埋まったようなそんな感じがしたのだ。
その反面、人間嫌いの孤独が大好きでずっと生きてきた私がそれを簡単に受け入れていないことも事実。正直なところ心地よい気持ちなどは全くなくどことなく居心地が悪い。体調が悪いことがそれに輪をかけているかのようだ。
それでも、その感じた正直な気持ちをこうしてエントリーに上げるというだけでも、頑固で偏屈モノの私にしては大きな進歩ではないかな?と勝手に思うようにしている。
もちろん、この心境になっているというのは、Dpub11だけのことではなく私自身そして私の身の回りでこれから大きく変わろうとしている事も大きいのだろうなと…今はそういう時期なのかもしれないと思った。
まとまりのない事を思いつく限りで書いてしまったが、そんな事を考えていた週末から週明けでした。