私が今年(2015年)気になっている、マイクロフォーサーズ規格のレンズ4本
あああ…また最近になってレンズ欲しい病を発病しています。
昨年の11月にレンズのたな卸しをして、7本ほどあったレンズを最終的に2本にまで絞って、この2本のレンズで十分写真ライフを楽しんでいます。
今の私の撮影用途(風景写真&スナップ)であれば、使う機会の少ない単焦点レンズを全て売却してズームレンズだけに絞ったのは正解でした。
明るい単焦点レンズは好きですが、やはり風景写真メインに使うとズームレンズのが圧倒的に使い勝手が良いです。
ポートレートやスナップを撮る時は明るい単焦点のレンズを使いたいなと思うのですが、
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO のような明るい標準ズームを使うようになってから、大抵はこれ一本で十分と思うようになりました。
例えば単焦点レンズのM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8と 12-40mm F2.8 PROの25mmでボケ味を比べた場合、そんなに大きな違いは感じないんですよね。もちろんF1.8をもつ前者のほうがボケ具合は大きいのですが、敢えて前者を使おうという程の差は個人的には感じないです。
むしろより近づいてマクロ的な撮り方もできる後者のがより楽しめるのですよね。
より大きなボケ味のフォトを撮りたいのなら、センサーサイズの小さいマイクロフォーサーズ規格のカメラでなく、35mmフルサイズのカメラを使うことを考えますね。(買えませんけど)
そんな感じで普通の単焦点レンズは(少なくとも今使ってるマイクロフォーサーズ規格のE-M1では)今後も買うことはないかなぁと思ってます。(より明るく面白いレンズが出れば気が変わるかもしれないですが(笑))
そんな中、風景写真派の私の個人的に気になってるレンズ、これから買いたいなと(買えるかは別にして)思っているマイクロフォーサーズレンズをちょっとリストアップしてみました。
LUMIX G VARIO 7-14mm / F4.0 ASPH.
パナソニックからリリースされている、35mm換算で14mm~28mm相当の超広角レンズ。
LUMIX G VARIO 7-14mm|交換レンズ|デジタルカメラ(交換レンズ)|Panasonic
実は以前にオリンパスの M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 という超広角レンズを持っていたのですが、夏にちょっとしたアクシデントを起こしてその最中に紛失してしまったのですね(T_T)
非常にコンパクトですし、風景写真派の私にとっても超お気に入りのレンズでしたが…。
次に買いたいと思う超広角レンズを前と同じでなく、7-14mmにしたかというとこの広角端の2mmの違いを体験してみたいというのが大きいですね。9-18mmに比べると大きくて重くなりますし、レンズの形状からフィルター類を一切付けられないなどの制約はありますが、全域F4.0のレンズは9-18mmに比べても一歩上を行く切れ味があるなという印象です。
ただ、オリンパスからも今年リリースされる予定のM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROという超広角レンズの存在があるので非常に悩ましい…。
本来ならPROシリーズを使いたいところですが、リリース時期が今年度以降とハッキリしないのが最大のネック。秋ぐらいまでなら待ってもいいかなとは思ってますが、来年以降にズレ込むようでしたらパナのをまずは使ってみたいと思います。
超広角レンズではないのですが、つい昨日オリンパスから正式発表となった魚眼レンズ、M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PROも将来的に使ってみたいレンズですね。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 Ⅱ
CP+2015を目前にして、つい昨日オリンパスから正式にリリースの発表をされた、高倍率ズームレンズ。
交換レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II | M.ZUIKO | オリンパス
え?だって高倍率ズームだったらLUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.を持っているでしょう?なんてツッコミされないかなと内心ドキドキですが。(笑)
いや、実はコレ欲しいなと思う大きな理由があるんですよ!
このレンズ、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6(Ⅱがついてない)のアップデート版なんですが、今回のアップデートで防塵防滴機能がサポートされたのですね。風景写真やってると雨雪や水しぶきの飛ぶところ、風の強いところなど過酷な?環境での撮影も多いわけで、実際14-140mm使っていても雨雪や水しぶきの多いところで使うのかなり躊躇うんですよね。
このレンズのアップデートの噂を聞いたときに防塵防滴性能がサポートされればいいなと思ってましたが、現実となり俄然興味が湧いた次第。ハレーション耐性を高めたZEROコーティングを新たにサポートしているものマルです。
発売日は今月後半ですが、CP+で触れられる機会がありあそうですね。
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
オリンパスから発売されている望遠サイズ(35mm換算 120mm相当)のマクロレンズ。
交換レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro|オリンパス | M.ZUIKO PREMIUM | オリンパス
私、ちょっとしたマクロ機能の持ったレンズやマクロコンバージョンレンズは使ったことがあるのですが、マクロレンズはまだ一つも持っていないのですね。
マクロの世界も私にとっては未知の世界なので、一度は覗いてみたい世界です。
パナソニックからもあのライカのレンズを使った、LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.というマクロレンズがありますが、120mm相当の前者のほうがマクロレンズとしては使い勝手が良さそうな感じがします。もともとオリンパスのマクロレンズはフォーサーズ時代から評判がいいようですしね。
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
そして最後の一つはまたもやオリンパス製なのですが(私がE-M1のユーザーだからそうなってしまうのかも知れません)35mm換算で80~300mm相当の望遠ズームレンズ。
交換レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO | M.ZUIKO PRO | オリンパス
このレンズ今使っている標準ズームレンズ、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROと同じPROシリーズで昨年の11月にリリースされたばかり。
風景写真派としては一本は持っておきたいとてもいいレンズです。撮影サンプルや、実際に持っている人の写真を見せてもらったことがありますが、素晴らしくキレのあるレンズ。同じPROシリーズの12-40mmを上をいっているのではないかと思いました。
さらに別売りのテレコンバーターM.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14を介すことで焦点距離が1.4倍となり望遠端が35mm換算で420mm相当にまで拡大。明るさは1段ほど暗くなりますが、このコンバージョンを介しても解像感の低下は殆ど見られないらしいです。
防塵防滴耐低音設計、全域F2.8の明るいレンズ、マクロ機能、MFクラッチ機能やファンクション割当機能、ズーミング時も長さが変わらないコンパクト設計とまぁいろいろと痒い所に手が届くレンズなんですよね。
おまけにE-M1での使用を前提に設計されているらしく、デザインのマッチングもよし。
将来的には必ず買いたいレンズですね。
今後リリース予定の7-14mm、現在使っている12-40mm、そしてこの40-150mmがあれば風景写真は殆どのシーンでこの3本があれば十分な感じです。
以上、気になるレンズ、欲しいレンズを挙げてみましたが、どれも決して安いモノではないので今年はどれか一本買えればいい方なのかなと(^^;;
優先順位としては超広角←望遠←マクロ←高倍率ですかね。
今年もレンズ沼…いや写真アイテムの物欲に悩まされそうな一年になりそうです(^^;;