Windowsのディスククリーンナップで不要なファイルを削除して、数ギガ単位の空き容量を確保

Windowsのディスククリーンナップで不要なファイルを削除して、数ギガ単位の空き容量を確保
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何度かブログでも書いている通り私のMacBook Air(以下、MBA)上でMacOS XとWindows7を共存させています。

 

ベースとなるOSはMac OS X。そこに仮想PCソフトであるParalles Desktop 10 for Mac(以下、Parallels)で作った仮想PC環境にWindows7をインストールして同時に切り替えながら使っています。

仕事ではWindows。写真関係ではMacと1台のPCで同時に使える上に、持ち運びも比較的楽なMBAですので24時間どこでも使えるのでこれがないと生活ができない位にこの環境は重宝しています。

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MacとWindowsを瞬時に切り替えて使える素晴らしい環境ですが、唯一と言ってもよい悩みがディスクの容量不足。二つの異なる環境を同時に使っているのですから、その分ディスクの領域を多く取るのは仕方がないとして、MBAのディスクはスリムな筐体にソコソコの性能を稼ぐべく、ハードディスクではなくより高速なSSDを搭載しています。

しかしこのSSD、購入した当時もカスタム構成にして当時最大の256GBにしたのですが、如何せん2つのOSをインストールしていると256GBあっても十分余裕があるとは購入前から思えませんでした。

案の定SSDはわずか1年の使用であっという間にパンクをしてしまい。仕方なくUSB経由のHDDに写真などの大きなデータはそちらに保存するようにしました。

とは言っても直近数週間に撮った写真はとりあえずMBA上に置いておきたいですし、日々その他のデータやインストールしたアプリは増えていきます。

 

特に何とかしなくてはならないのWindowsに確保した領域。現時点で90GBほど確保しているのですが、残りが10%を切っている有様。普段使わないものはこのMBA上に置いておかない最小構成でコレですからね。Parallelsの設定で領域の拡張は可能ですが、そうなるとMac OSの方を圧迫することになります。最悪拡張しないとどうにもならないので最終手段ですが、その前にWindowsのシステムが残していった『ゴミ』を整理して、領域を確保することにしました。

 

随分前置きが長くなりましたが、WindowsはシステムもしくはWindows標準のアプリが一時的に使ったファイル等を削除せずそのまま残しておくことが多いので、いつの間にか『ゴミ』だけで数GB消費していることがあります。

もちろんこれらを簡単に削除する方法があるのでここでご紹介。ご存知の人も多いと思いますし、私もディスクがまだ現在のような大容量時代でなかった時、空き領域の確保に定期的にやっていたのですが、最近はディスクをより大容量に変えるか、追加すればいいやと思ってすっかり忘れていたことです。

一つはWindows標準のツールで『ディスククリーンナップ』を使う方法。

スタートメニュー⇒コンピュータをクリックします。

対象となるドライブを選択して右クリック。コンテキストメニューよりプロパティをクリックします。

スクリーンショット 2015-04-28 20.54.41

プロパティの『全般』タブより『ディスクのクリーンナップ』をクリックします。(ディスク空き容量確保後に撮ったスクリーンショットなので空き領域はかなり確保できてますが実行前は10GB切ってました)

スクリーンショット 2015-04-28 20.55.02

削除するファイルの一覧に対象となる種類が表示されています。

スクリーンショット 2015-04-28 09.41.00

このツールを使うとWindowsのシステムやIEなど標準のアプリが一時的に使ったファイルを削除してくれます。

主にダウンロードしたプログラムファイル、インターネット一時ファイル、ゴミ箱に入ったファイル、Windowsが一時的に使ったファイル、WindowsUpdateのダウンロードファイル、ServicePack適用時にWindowsgaバックアップしたファイル、エラー時に生成されたダンプファイルなどです。

ServicePackのバックアップは特にServicePack適用前に戻すようなことがなければ不要です。WindowsUpdateのダウンロードファイルとともにかなりの容量なので、この二つは残しておく理由がなければ削除してしまったほうがよいでしょう。

上の方にこれらのクリーンナップを実行すると8.83GB増加しますと表示されています。かなり大きな空きスペースが出来ます。

 

まず『削除するファイル』の一覧から削除対象にチェックを入れて。『OK』ボタンをクリックすると、『これらのファイルを完全に削除しますか?』と確認のダイアログが表示されます。削除する場合は『削除』ボタンをクリックすれば削除処理を開始します。

これで私の場合は9GB近く空き領域を確保できました。WindowsではMacのように写真データのようは大きなファイルが日々増えているわけではないので、この位確保できればしばらくは大丈夫そうです。

 

WindowsUpdateなどは月1~2回定期的に実施するものですし、システムが一時的に使用するファイルは日々溜まっていくので、定期的なクリーンナップをするのが良いでしょう。

デスクトップタイプと違ってモバイルPCは内蔵ディスクの拡張が簡単に出来るものではないので、限られたリソースを確保しておくにはこういったクリーンナップやファイル検索で不要な大容量のファイルを検索して別媒体に移動&削除するなりといった定期的なメンテナンスは必要ですね。

 

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