法人4年目を迎えたりで、桜を見ながら自分の生き方について思ったこと ~ 雑記
今年も4月に入り近所の公園には桜が見頃を迎えている。
毎年のようにこの時期になると、あぁ…今年も無事に桜を見ることができたな…。とホッとした気持ちと共に今こうして生きて日々を送っている幸せを最も感じる瞬間である。
昨年から、そういった季節の移り変わりなどの度に今ここにいる幸せというものを感じるようになってきた。そういった感情は今までにはなかった。というよりそういった余裕もなく日々を送ってきたといったほうが正しいのかもしれない。
1年間のうち、季節の変わり目など節目となる時期というのはいくつかあるのだが、私の場合、1年の大きな節目が2つあり、一つは1年の変わり目、そしてもう一つがこの4月である。
今年の4月を迎えて、法人も第5期目に入った。5年目を迎えたといいたいところだが、法人設立が12月という中途半端な時期となってしまったので、第1期目はわずか4ヶ月足らずであったので、実質今年が4年目ということになる。
その前の個人事業としてやっていた2年間を含めると、独立してからなんだかんだ6年目を迎えていた。
正直見切り発車的な感じで独立したわけだが、毎年のように不安は消えないモノ。運営自体も順調…とは言いがたいものがあるし、収入面ではサラリーマンの時に比べると大きく目減りしている。この先の展望も不透明なところが多いが、それでもこの先の不安のことよりも、何とかここまで生き残ってこれただけでも上等じゃないかなと最近では思っている。
何よりも今は、時間に縛られない生活が大きい。嫁も週末問わず働きに出ていることや子供がいないこともあるので、平日週末関係なく自分の自由に仕事やそれ以外の活動に時間を割り振ることができるというのは、単純に収入が多いとかでは得られない大きなメリットだと感じている。
これにしっかりと収入がついてくれば文句なしなのだが、ここは自分の課題でもあり不徳に至るところ。それでも今こうして振り返ってみると、自分の望むような生き方というのは半分以上手に入れているのだなと思う。
その一方で、このような生活がいつまで続けられるのかなぁ…と毎日のように思う。
人生どう転ぶかわからない。
突然路頭に迷うかもしれないし、重い病気や不慮の事故に巻き込まれるかもしれない。もしくは地球の終わりの日が直ぐにでも迫っているのかもしれない。今挙げたのは極端な話かもしれないが、それでもこの先の事を考えると不安なことは山のようにある。
だからこそ今という時間が…一日一日がとても大切。
いつどうなるかもわからないから、今やりたいと思うことはやらずに悔いが残らないようにやれる限りのことはこれからもやり続けていったり、新たにチャレンジしていきたいと思う。
今年に入ってからだが、今自分が常に心掛けていることがあって、これからも心掛けていきたいことがある。
- 今という瞬間を一生懸命に楽しく生きる。
- 今あるモノ・コトに感謝する。
- 不要なモノ(人間関係も含めて)は持たない。
- やりたくない事、やる必要のない事はしない。
- 他人と自分を比べても無意味なので比べない。
- 人と違う事をして嫌われたりバカにされる事を恐れない。
実際その通りに出来ていないことも多々あるのだが、これを心掛けているだけでも人の価値観に振り回されない、自分の価値観を軸に置いた充実した人生を送れるのではないかと、最近日々の生活を通して実感している。
特に他人との比較をしても仕方がない。他人を意識したり妬んだところで同じ人生は歩めないし、その時点で自分の人生ではない他人の囚われの身になった人生を送るコトになる。そんな事に自分の貴重なリソース(時間、金、体力)を使うことほど勿体無い事はない。
これからも人のペースに左右されず、自分の心地よいと感じるペースを保って人生を送って生きたいなと思った。
穏やかな気持ちで桜の木の下でカメラを構えながら、また来年も同じような景色が見れるといいなぁ…そんな事を考えたここ数日間だった。