意外と知られていない便利機能 RSSリーダ『Feedly』でお気に入りサイトの記事を定期購読しよう
タイトルを見て、今さらRSS?Feedly?と思う人も多いかもしれませんが…。
まぁ、これってブロガーを始め、ネットで情報収集を積極的にしている人達にとっては必須とも言えるツールで、こんなの知ってて当たり前だろうと思うかもしれません。
ところがですね、普通にネットを使っている人達にはこの仕組みやツール、意外なほど知られていません。
仕事でお付き合いのある方々や、プライベートでもRSSの存在を知っているかと聞いてみると、比較的PCなどに興味がある方でも『RSS?ナニソレ?』って答えが返ってきます。
『ブロガーの常識は、世間の非常識』ってことでしょうかね(苦笑)
とは言っても、こんな便利な仕組みを知っておいて損はないと思うのですよね。
ということで、ホントに今さらなんですが、RSSとRSSリーダーの標準とも言える『Feedly』への登録の仕方について、簡単に書いてみようと思います。
RSSって何ぞや?
今コレを見ていただいている方の中には、ネット上でいつも見ているお気に入りのブログや、ニュースサイトがあるという方おられると思います。
毎日配信しているものならいいですが、特に個人のブログなど不定期に更新しているサイトについては、見に行っても『あ~今日は更新されていないや…』ってちょっとガッカリして帰っていくような経験もあるでしょう。
まだそういうサイトが2つとか3つとからならいいですが、これが20も30もあるようだといちいちお気に入りから選択して一つ一つチェックするのが面倒ですよね。
こういうとき、ブログやニュースの更新情報を巡回して一箇所に集約できる機能があれば、ひじょ~に便利だと思いませんか?
そういった仕組みを提供しれるのがRSSなんです。何の略なんだかそういった細かい技術的なことはあまりここで語っても仕方がないのでウィキペディアでも見てください。
しかし、私もRSSの存在を知ったのがかなり遅い部類の人間で、なんでかというと『なんなのかよく分からなかった』。
一応IT業に身を置いている私ですら、そんな感じですから一般のネットユーザーに浸透しないのもわかるような気がします。
何せ、サイトのページに変なマークと『RSS』『RSSリーダに登録』だとかそっけない文字が書かれているだけなので、分かるはずがないと思います。
よくポータルサイトに行くと、こんなマーク見たことがありますよね?見せると『あ~!見たことあるけど何なのかよくわからなかった』という回答が返ってくる方が殆どです。
このマークを押すと、ここにこのサイトのブログやニュース記事の更新情報(タイトル、記事の要約、投稿日など)が見ることができます。
これらの情報は上にあるRSSフィードのURLと書かれているURL上にXML形式で保存されるようになっています。
これを『RSSリーダー』と呼ばれるアプリで、このRSSフィードを見に行くように登録すれば、RSSリーダ上から複数のブログやニュースサイトの更新情報を見たり、そこからそれぞれのサイトに移動することができるのです。
Feedlyへの登録
この『RSSリーダー』。ブラウザーにも最近は標準機能として搭載しているものがありますし、複数のRSSリーダアプリが出回ってますが、今回はその中から現在の標準RSSリーダと言ってもいい『Feedly』をご紹介。
DevHD
ジャンル: ニュース – ユーティリティ
リリース日: 2010-11-19
価格: 0円
posted with sticky on 2014.9.16
PCのブラウザ上(http://feedly.com)からも登録できますし、Android用のアプリもありますが、今回はiOSアプリからの登録方法をご紹介します。(ブラウザ上からもAndroidアプリからも操作は大きく変わりません)
まずこのFeedlyのアプリをインストールして、起動します。
まずは、矢印の部分をタップ。
ここでFeedlyのアカウントを作るわけですが、Googleアカウント、Twitterアカウント、Facebookアカウント、Microsoftアカウント、Evernoteアカウントのいずれかを使うことがでできますので、使いたいアカウントをタップします。
上記のSNSアプリが既にインストールされている状態ならユーザ認証画面は出てこないハズです。もし出てくるようでしたらそのユーザIDとパスワードを入力(たとえばTwitterのアカウントをFeedlyのアカウントとして使うのであればTwitterのユーザIDとパスワード)すると、下の画面のようにFeedlyにアクセスを許可するか確認してきますので、『承認する』をタップしてください。(使用するアカウントによって画面が異なりますが、手順はほぼ同じです)
ここでアカウントの作成が終わったら、再度矢印の先の部分をタップします。
『Add website』をタップします。
試しに私のサイトを登録してみます(笑)赤枠の中に、サイトの名前かURLを打ちます。それに近いものがあれば下のほうに一覧が表示されますので、該当のものがあればタップします。
登録しようとしているサイトの最新の記事が表示されるので、この画面の『+』のマークをタップします。
『Create new collection』をタップします。
任意にカテゴリー分けするための名前を入れます。今回はブログにしました。入力したら『Create』ボタンをタップします。
このように『ブログ』という先程作ったコレクションの下に私のブログサイトが登録されました。最初は過去の記事が最大10件まで表示されていますが。もちろんさらに過去の記事も見ることができます。ここでブログサイト名の部分をタップすると記事が表示されます。
今表示している記事を上下にスワイプすれば、それぞれ前の記事、後の記事が見れます。
さらに表示してるタイトルとトップ画の記事をタップすると記事の概要に
さらに『Visit Website』をタップすることで、ブログサイトに移動その続きの記事の中身をみることができます。サイトによっては記事の全ての内容が見れるようになっているところもあり、その場合はわざわざサイトに移動する必要がありません。(運営しているブログサイトに依存するので、Feedlyからどちらにするかを選ぶことはできません)
サイトに移動して全部の内容が見ることが出来ます。戻る時は左上の矢印をタップします。
一度、内容をみたものはカウントから差し引かれて、未読分のみが表示されるのであれ?これ見たっけかな?という心配がありません。
この更新一覧も、四角で括ったところをタップすると、メニューが表示され、一番上の丸で括ったところをタップするとそれぞれ更新一覧が、画像なしタイトルのみ、画像つきタイトル、一画面が一記事の表示にそれぞれ切り替えることができます。
それ以外にこのメニューから、今表示している更新情報からさらに最新のをすぐに取得したい場合は『Refresh』を。
どんどん更新情報がたまって見きれなくなってしまってメールの未読のようになってきてしまったのでとりあえず既読にしたいなというときは『Mark All As Read』を。
このFeedlyから購読を解除する時は『Remove』をそれぞれタップします。
画像なしタイトルのみ一覧表示。
サムネイル画像付き、タイトル一覧表示。
一画面一記事表示。
まとめ
以上、ここまで簡単ではありますがRSSとRSSリーダー『Feedly』の使い方を紹介しました。
Feedlyにはまだまだ他にも便利な機能がありますが、とりあえず最初で使うにはこのぐらいで十分かと思いますので、使い慣れた時に各々調べて使いやすいようにしてもらえればよいかなと思います。
一つ注意なのは全てのサイトの更新情報がこのRSSリーダを使ってみれるというわけではなく、あくまでRSSフィードを配信しているサイトになります。
先程のRSSのアイコンやFeedlyのアイコンが設置してあるサイトはRSS配信に対応していると見てよいです。Feedlyのサイト検索画面でサイト名やURLを打って何も出てこなければRSSには対応していないと思ってよいでしょう。
登録するまでの手順も簡単ですし、非常に便利な機能なので知らないのは勿体無い!是非とも活用してもらいたいですね。
私もちょくちょくユーザさんとかに紹介して少しずつ広めていっています。
ということで、私のサイトにもこの下にFeedlyのボタン設置しておりますので、よければボチッとしてもらえるとありがたき幸せです(^^;