カメラと同時購入をオススメしたい2冊 | これから始めるデジタル一眼
レンズ交換式デジタル一眼カメラを初めてこれから買おうという人、既に購入済みでさてこれから撮るぞ!って人。いずれの人も不安なところはちゃんと使いこなせるのかな?というところじゃないでしょうか?
とりあえず本やネットを見ながら独学でアレコレ試してみる人。セミナーやワークワークショップで一からきちんと学んでみる人。それぞれのやり方で使いこなそうと考えていることでしょう。
いずれにしろ、実際にこういうのを撮る時はどうすればいいのかな?とか、今一つイメージ通りに撮れないけど何が悪いんだろうか?と思った時、またカメラを買う前の心構え的(笑)にも、手元にシンプルで分かりやすい本が何冊かあると何かと便利だと思います。
私は一眼歴一年少々ですが、やはり基本的なことがわかっていないことが多々あるので、なんだか自分の撮った写真がしっくりこないなぁと思うことがしょっちゅうあります。
そんな時に初心に戻って、こういった最初の一冊目的な本を見返すようにしています。
こういったデジタル一眼カメラの初心者向けの本は、数多く出版されていてどれを買ったらいいか迷うところだと思います。
私は本を読むのが元々好きなので、この手の本もいろいろ買って読んでみたのですが、その中でコレはオススメと思った本を2冊ほど紹介します。
とにかく簡単!ドリル式・10日間で写真が上手くなる、デジタル一眼ゼロからの教科書
まさに名前の通り、デジタル一眼カメラを初めて扱う人向けに、10日間という期間の中で必要最低限の機能に絞って上手に写真が撮れるように書かれている本です。
ですので、難しい言葉や機能は極力排除してしまっています。どんな感じかと言いますと。
- 絞り優先モード
- シャッター優先モード
- 露出補正
この3つのモードと機能以外は無視しても構いません。と謳っているくらい割りきっているので(実際この3つを抑えておけば殆どの撮影で問題ないのは間違いないです)機械オンチの方にとてもやさしい本です。
ドリルという名前が付いている通り、課題(ワーク)があってその答え合わせという形式になっているので、実際にカメラを使って課題をやっていくと楽しく学べるでしょう。
課題というとちょっと構えてしまうかもしれないですが、遊び心一杯の内容なので御心配なく(笑)特に初めてデジタル一眼を使う人はワークをこなす度に思わず「おおっ!」と感激することでしょう。
デジタル一眼デビューの方が、手にする最初の一冊目にオススメです!
デジカメ初心者がプロの一言でこんなに変わる本 さすが!と言われる一枚が撮れるプロ目線の一言アドバイス97
いずれも副題が長いです…(笑)
デジタル一眼カメラに限らず、たとえば目の前に入ってきた綺麗な光景に思わずカメラを向けたけど、なんか見た感じと違う。
撮ってみたけどなんか証明写真かっ!みたいなのとかとりあえずその場に見えたものが全部写りました的な、面白みも気を引くものも感じられない写真になってしまって、うーんなんかイマイチだなぁという経験の人は多いのではないでしょうか?
デジタル一眼カメラを買った(これから買おう)動機の一つとして、コンパクトデジカメ(コンデジ)やスマホではイメージ通りの写真が撮れないから。と思って手を出した人もいるのではないでしょうか?
たしかに、コンデジやスマホでは撮れない写真もあるのですが、実はカメラの性能うんぬんではなく撮る側の意識や視点の問題のが大きいのです。
例えば私がそうでした(笑)何でもかんでも目の前に入ってきた被写体をそのままカメラを向けてシャッターを切っていたので、いったい何を撮りたかったのかわからないような写真ばかりでした。
「何故それを撮ろうと思ったのか?」
これが写真の主題になります。主題は何か?主題が明快に表現できてるかを意識しないと、いろんなものがフレームに入り込んで何を撮りたかったのかわからないものが出来上がります。
そういった、写真の題材(被写体)をどのように捉えればイメージ通りの写真が撮れるかを、まず初心者に写真を撮ってもらいそこでダメなところの指摘と一言アドバイスを与えて、再度撮った写真はこれだけ良くなりました。というワーク形式で説明していく本です。
思わず「あるある!」って苦笑いしてしまうようなダメなケースが沢山網羅されていて、今までに自分が撮った写真がしっくりこない原因がこれを読むとわかります。
この本もワーク形式で分かりやすく説明されているので、同じようなシーンで試してみるとより理解が早まると思います。
カメラの機能の使い方には殆ど触れていないので、最初の一冊というよりは先程紹介した本とのセットで持っておくといいでしょう。
これから始めるデジタル一眼を楽しむために、まさにオススメの2冊です!