iPhoneのバッテリーが突然減りだしたら液晶の明るさ調整を触ってないか確認しよう
先週あたりから、私が使っているiPhone5sのバッテリー消費がやたらと早いんですよ。
今まで、DocomoのAndroidスマホの2台持ちで、つい2週間ほど前に解約して1台での運用になったのでバッテリーの消費がその分増えることは承知だったのですが、それにしても尋常でないくらい早い。
昼の2時過ぎにはバッテリー残量が20%を切っている!なんて日もあるくらい。
ログを取ったりするアプリとかとにかく常駐してるアプリも多いので、不安定なのかなぁと思って再起動もかけたりしたのですが状況は一向に変化なし。
バッテリーは常に持ち歩いてるし、電源を確保する手段はあるんで差し当たってすぐに困ることないんですが、バッテリー残量を気にしながらこまめに充電するのも精神衛生上良くないなと。
そんな状態が続いていたんですが、つい3日ほど前にたまたまiPhoneをいじっていて、コントロールセンターの画面を出した(とうかスワイプして出てしまっただったかも?)時に目に入ったものを見て、『あっ!これか…』と思ったわけです。
何かというと、液晶の明るさ調整バーが一番右の『最大』になっていたんですよ。
普段はだいたい真ん中より少し明るめ…60%ぐらいの位置にしてるんですが、なんかの拍子に触ってしまいそのまま気がつかなかったんですね。
それでいつもの位置に戻したら、明らかにバッテリーの消費量が減りました!
この液晶の明るさがバッテリー消費にかなり影響するというのは知ってましたが、こうして実際に体験してみると改めて消費のウェイトが大きいのがわかります。
ついでなので実際どの程度違うのか、検証してみました。
液晶の明るさによるバッテリー消費量は思ったより影響が大きい
明るさ60%の状態と最大でそれぞれ、バッテリー残量100%から途中充電せずに20%になるまでの時間を計測しました。
使用環境や、使用条件は同じで、使用頻度もまったく同じではないですが出来るだけ合わせるようにしています。
まずはのケース。7時27分に『60%』の状態で計測開始。
20%になったのは18時56分でした。
続いて、次の日に明るさ『最大』の状態で8時45分に計測開始。
最大にした場合は、60%の時よりも1時間以上遅い時間に計測したにも関わらず、4時過ぎには20%になってしましました。
結果は以下の通り。
開始時刻 |
20%到達時刻 |
消費時間 |
|
60%時 |
7:28 |
18:56 |
11:34 |
最大時 |
8:45 |
16:08 |
7:23 |
なんと、液晶の明るさが最大の時は、60%の時に比べて4時間も早く消費してしまいました。6割程度の時間しか持たないことになります。
利用環境が全く同じと言うわけではないのでもう少し正確なところを検証しようと思い、Facebookのタイムラインをいつも見ている速度でスクロールをし続け、バッテリー1%消費するまでの時間を計測してみました。
その結果が以下の通り。
1%消費するまでの時間 |
|
60%時 |
1分55秒前後 |
最大時 |
1分前後 |
明るさ最大時は、ほぼ倍の消費量なので最初の結果を裏付けていると言えるでしょう。
ちなみに当然の話ですが、液晶が省電力モードに入って画面が真っ暗の状態になった時の消費量は、明るさ調整が最大でも60%でも変わりませんよ。
バッテリーの消費が特に早いなというシチュエーションを思い出すと、外出時が多いんですよね。
移動中にニュースやブログをチェックしたり、調べモノをしたりしてているので必然的に画面がアクティブ状態になってますから当然と言えば当然ですね。
私はゲームは全然やらないんですが、iPhoneでゲームをよくやる人の消費はハンパないでしょうね~。そういえば嫁がしょっちゅうバッテリー切らしているけど、ゲームのやりすぎだからだな(笑)
まとめ
特に普段と何も変わったことしていないのに、急にバッテリー持ちが悪くなったら液晶の明るさをチェックしてみたほうがいいでしょう。
そうそう間違って触るものでもないかなと思ってたんですが、iPhone一本にして使用頻度が上がってからコントロールセンターをスワイプして誤って出してしまったり、そこからBluetoothボタンを間違えて押して無効にしてしまったり、音楽再生したりとか結構やらかしてるんですよね。
ちなみにバッテリーの消費が早いなと思っていた時は、iPhone本体がかなり熱くなっていたんですが、これも液晶の明るさを最大にしている影響だということがわかりました。
今回のように意図せず明るさが変わってしまったケースはともかく、バッテリーの消費が早くてもう少し持たせたいなと日頃から思ってる人は、見づらくない範囲で明るさを落とす調整をしてみてはどうでしょう。