レインボーブリッジ遊歩道。。。歩けるなんてつい最近知ったので行って来ました。 - GRⅡとお出掛け
先週末、誰もがご存知の東京の名所。レインボーブリッジを散歩してきました。
えっ?レインボーブリッジを散歩なんてできるの!?
と思った人もきっといるでしょう。
何を隠そう、ちょっと前までレインボーブリッジを歩けるなんて知らない人間でした。
実は知ったきっかけは、先日入手したばかりのコンパクトデジカメ『GRⅡ』のカタログに載っていたレインボーブリッジと東京の街並みが写っている写真。
実にいい景色だなぁと思いながら、これどうみてもレインボーブリッジから撮った写真だよな。一般の人入れたっけ?しかしスナップカメラのGRⅡのカタログに載っているのに人が行けないところの写真など載せるわけないし。。。などと考えながらググって見ると。。。あれま!なんと!レインボーブリッジって一般の人が歩ける歩道があるじゃないですか!
ということで、川崎の自宅からもそう遠い場所ではないですし行ってみる事に。
できれば夕暮れ時に太陽が出ていて雲がある程度の残っているタイミングを狙いたかったので、GPVをチェックしていると日曜日の夕方が狙い目。昼までは雲に覆われてる天気だったので、昼過ぎからゆっくりと出掛けることにしました。
レインボーブリッジの歩道。。。『レインボーブリッジ遊歩道』ですが、お台場側と芝浦ふ頭側どちらからでも入ることができます。今回は新橋から『ゆりかもめ』に乗って4つ目の芝浦埠頭で下車。
改札を出るとすぐその先にはレインボーブリッジが見えます。
突き当たり左手の東出口の方から向かいます。
歩道といっても『遊歩道』なので、時間に制限があるんですね。10月までは夜の9時まで、11月から3月までは6時と早いです。さらに月一回、第3月曜日は通れないようです。
駅の歩道橋を降りて歩道に出るとここにも遊歩道の案内が。芝浦口まで350mほど。
一つ信号をそのまままっすぐ。
ちなみに、芝浦埠頭駅で降りたのは私一人だけ。途中でアブラを売っている間に後続の電車で下りてきたグループに追い抜かれたが、芝浦口に着くまでに人とあったのはこのグループ以外に2組ほど。
この日は日曜日で、ゆりかもめもそれなりに混みあっていたのだが、やはり存在自体を知らない人が多いのだろうか。。。
そうこう思っているうちに芝浦口に到着~。
真下から眺めるレインボーブリッジはやはり迫力がある!天気のほうは断続的に続く薄い雲の合間に青空が見える狙い通りの空模様になった。
こちら左手が遊歩道への入り口。
まっすぐ右手を見るとレインボーブリッジに繋がるループが見える。
左手の遊歩道に向かうと直ぐ前が臨時駐輪場。遊歩道は自転車の通行はできないが、入り口のところでタイヤの足枷?見たいなものを装着して手で押していくようにすれば、自転車も持ち込んで歩いていくことができる。
ここから入り口。
これが例の自転車に取り付ける足枷?。目の前に警備の人がいるが、取り付けはセルフ。
ここからエレベーターホールに向かいます。
ここから対岸のお台場がよく見えます。
ここが(芝浦アンカレイジの)エントランス。入り口もやっぱりレインボー!
歩道は、東京タワーや晴海方面が見渡せるノースルートと。
お台場方面が見渡せるサウスルート。
私は東京タワーを入れた写真を撮りたかったのでノースルートに行くはずが間違えてサウスルートのエレベーターへ。。。
とりあえずエレベータで上に上がります。
7階(というか上が7階で下が2階となっていて、他の階のボタンは押せない)のホール前。
外へ出て見ると、レインボーブリッジの一般道がすぐ前に。一般道の間にゆりかもめ。そしてその上が首都高速11号台場線となっています。
とりあえず柵越しから天王洲方面を一枚パシャリ。
また下に戻ってノースルートへ。
その間も人のすれ違いはまばらだったのですが、すれ違った人の半分以上がなんとランナーの人。確かに信号もないし景色はいいし、近隣に住む人達にとっては最高のランニングコースでしょうね。
ノースルートのエレベーターを使って、遊歩道に出たところ。
ここからお台場側までは、頑丈な鉄の柵に覆われていて写真もこの柵の間から撮る感じになります。
東京タワーが見えます。
その右手を眺めると晴海埠頭。何とも壮大なロケーション。
対岸の台場アンカレイジまでは約800m程度。
台場アンカレイジに到着。そのままスルーしてお台場方面に向かいます。
ここから後ろを振り向くと、主塔の迫力ある姿が間近で見れます。
この辺りでは有明や豊洲地区の景色が見れます。
橋を渡り終えて、左にカーブを切る辺りから金網がなくなり、自由なアングルで撮影ができるようになります。
ちょうど夕暮れ近くの時間になり、橋が夕陽に照らされていたのでレインボーブリッジと東京タワーをフレーム内に入れて撮影。
カメラはもちろんGRⅡ。空の質感を残したかったのでちょっとアンダー目に。
ヘンに黒ツブれすることもなく、シャドウ部の階調が残っているところはさすが。
手すりの部分にも空模様が綺麗に写りこんでいます。(クリックするともう少し高解像度の画像が表示されます)
東京タワーの辺りのピントが少し甘めだったので、もう一段ほど絞ればよかったなと。。。
SNSでは似たような場所やアングルでHDRやエフェクトをかけたのをアップしましたが、個人的にはこの撮って出しが一番好み。
しばらくこの近辺で撮影をしてから、さらにお台場に向かって歩いていきます。
出口はもう間近。
道路やゆりかもめの下をくぐると。。。
サウスルートと合流します。
お台場の観覧車やフジテレビが目の前に見えてきました。
日が落ちてしまったお台場の景色を撮りながらノースルートに戻ります。
先程夕空を撮った場所で、ライトアップされた夜景を。。。
トラベル三脚を持っていったのだが、高さが足りずに同じアングルで撮れなかったので手持ちで。
どのみちクルマが通る際にかなりのかなりの振動があり、長時間露光がやりにくいシチュエーション。
うまくクルマの来る合間を狙えばよいのだが、この6時や7時の時間帯だと、8秒も露光しているとその間にクルマが通る確率がかなり高い。ISO感度を上げるなり絞りを調整するなりして3~4秒程度の方が振動ブレの餌食になる確率はかなり落とせる。
しかし、この日の東京タワーのライトアップが赤ではなく、一部だけ青のライトアップで残念。
この後はテクテクしながら途中止まってはシャッターを切っての繰り返しで芝浦埠頭駅へ向かい、ゆりかもめで新橋まで。
さらに人通りが少なくなる中、芝浦アンカレイジのエレベーターホールはちょっと静か過ぎて怖いけどね。。。
今回はノースルートだけの散策になりましたが、また近いうちにサウルルートの方も散策しようと思います。
距離的にも1.5km程と無理なく歩ける距離ですし、デートや家族レジャーでお台場に行く人も多いと思いますが、一味違ったお台場デートやレジャープランの中に組み込んで見てはいかがでしょう。
- 東京都港湾局によるレインボーブリッジ遊歩道のQAページ
レインボーブリッジ|よくいただく質問集|東京都港湾局公式ホームページ
- 芝浦アンカレイジ周辺の地図