OM-D E-M1と行くぶらり散歩 小網代の森 ~ 城ヶ島 2014/10/10 その2
10/10に訪れた小網代の森~城ヶ島のぶらり散歩。
前回のエントリーからの続き。前回のエントリーは以下のリンクより。
OM-D E-M1と行くぶらり散歩 小網代の森 ~ 城ヶ島 2014/10/10 その1 | 旅とTABIの記憶書
さて、『小網代の森』を後にしてバスを使って『城ヶ島』へ移動することに。すでに14時半をまわっているのでもちろん城ヶ島を一周できるような時間ではない。
この日の目的は、城ヶ島から見える夕景をOLYMPUS OM-D E-M1を使って撮りに行くこと。
この城ヶ島から見える夕景はなかなか見事なもの。私のブログサイトにあるトップ画像は4枚のランダムで表示するようになっているが、そのうちの一枚がこの城ヶ島で撮った夕景で私のお気に入りの場所のひとつだ。
このトップ画を撮った時期は7月の初旬。あいにくの天候で太陽は一度も顔を出すこともなく美しい夕景を見るのは難しそうだと諦めていたのだが、太陽が完全に沈む直前の2、3分間の間だったが、薄い雲に遮られた太陽の光が雲を通してピンクと青の普段では見られないような美しい夕景を見ることが出来た。
下の写真はその時撮ったモノ(OLYMPUS PEN Lite E-PL3で撮影)場所は城ヶ島京急ホテル前の観光橋からの撮影。
今回も曇りがなあいにくの空模様だが、行けばまた違った夕景を見ることが出来るかもしれないと思ったので向かうことに。
もう一つは夕食に一度立ち寄りたい店が三崎港にあったので、夕景が空振りに終わってもまぁ仕方がないと思うだけだ。
という事で、『シーボニア入口』からバスに乗って一旦国道134号線に出たところのバス停、『油壺入口』まで移動。
この油壺入口バス停から、『城ヶ島』行きバスに乗り換え。(シーボニア入口から乗ったバスは三崎口駅行きで逆方向なので油壺入口バス停を下りたら反対方向の三崎港方面のバス停の方に移動)
ここから三崎港を経由して約15分ほどで終点の『城ヶ島』バス停に到着。
バス停前の堤防には遠くにうっすらと富士山が…雲が出てはいるが薄い雲なのでちょっと期待持てるかも。
平日ということもあってあたりは閑散。
お土産屋さんのある小路を通って城ヶ島京急ホテル前の岩場に向かう。
そして5分ほど歩いて行った所にある『城ヶ島京急ホテル』。一度泊まって夕日を見ながら露天風呂に入ったり、鮪料理を味わいたいものだ。
ホテル前の岩場。遠くに富士山が見える。空気が澄むこれからの季節は富士山が良くみえるようになり、この三浦半島の相模湾側は夕景を撮るのにいい季節になる。
うっすらと赤くなってきたが日没の予想時間である5時17分までにはまだ1時間ぐらいはある。
ちなみに日の出・日の入り時間や方角を知るのにこの『Sun Seeker』というアプリが非常に役に立っている。
先程までは単焦点レンズであるM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8を装着していたが、夕景を撮るのでズームレンズ LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S. にチェンジ。
61mm(122mm相当)まで拡大すると。富士山もこれくらいハッキリと。
望遠端の140mm(280mm相当)。今日の天候では全く富士山など期待してなかったのだが、いい感じで雲が晴れてきてくれた。
どことなく寂しさを漂わせるススキのある風景。あぁやっぱり秋だなぁと…。
一通りまわった後、そろそろ観光橋のほうに行こうと思ったら思わぬアクシデント。
なんとロープが張られていて立ち入り禁止になっている。
そういえば目の前のコンクリート部分が崩れていてホテルの関係者らしき人が何人か立っていたなと。
ぐるりとまわって、先程のお土産屋さんのある小路側にある橋の反対側の入口の方にも行って見たが、こちらもやはり閉鎖。
どうやら先日の台風18号による被害らしい。果たして19号も接近しているが大丈夫だろうか?
ということでこの観光橋の前の岩場でしばらくぼんやりと撮影。
そうこうしているうちに辺りが暗くなってきたと思ったら正面右側の方の空が真っ赤に染まってきたので、急いで最初にいた堤防の辺りに移動した。
北の方角から真っ赤に染まっていき…
だんだんと富士山のほうまで赤く照らされていく…
そして富士山を中心に辺り一面が真っ赤な空に染まった。
ボンヤリしたまま出てきたせいもあって痛恨の三脚を忘れたことに電車の中で気がついて仕方なく手持ちの撮影となったが、なんとかこの辺りまではISO200での撮影でも手振れ補正が効いて撮影することができた。
さすがにシャッター速度が1秒ほどかかるようになってきたのでこの辺で終了。
この日は城ヶ島近辺だけでなく、日本のあちらこちらでこのような真っ赤な夕景が見れたようだ。
メカニズム的な詳しいことは読んでも今一つわからなかったのだが、どうやら台風前の空はこのように真っ赤に染まる可能性が高いようだ。
さて、あたりは暗くなってきたがまだ時間は6時前。ここからバスで城ヶ島の対岸にある三崎港へ移動。
そこで夕食を済ます。もちろん三崎といえば鮪料理。
鮪料理の店は、また後日別の記事にて紹介したいと思う。
店を出たのが19時半前。少し早い時間だが帰路につくことにした。
初めて行くことができた小網代の森。そして城ヶ島での真っ赤に染まる美しい夕景。
先日9/28の東京タワーの夜景撮影のワークショップ以来、じっくりとE-M1を使って撮影することができた。
とても有意義な一日だった。
また葉が本格的に色付き始める頃、天気のいい日を狙って今度は朝から訪れたい。
城ヶ島への交通などの情報
- 城ヶ島への交通
電車・バス:京浜急行三崎口より京浜急行バス『城ヶ島』行き。終点 城ヶ島下車。所要時間:約25分
※三浦半島内の複数のスポットを訪れる場合は『三浦半島1dayきっぷ&2dayきっぷ』がお得です。
車:横浜横須賀道路 衣笠IC⇒三浦縦貫道路⇒国道134号線⇒県道26号線⇒城ヶ島大橋 城ヶ島内に駐車場有り
- 城ヶ島の散策
城ヶ島は島一帯が全長4km程度のハイキングコースとなっています。島全体を散策する場合は岩場・砂浜や舗装されていない道を歩くため、運動靴は必須。できればトレッキングシューズのが望ましいでしょう。
小網代の森ほどではないですが、草むらなどを歩く時は虫刺されに注意。虫除けや薬はなるべく持ってきたほうがいいでしょう。
- その他
先程も書きましたが、城ヶ島京急ホテル前の観光橋は台風18号による被害で通行止めとなっています。(城ヶ島京急ホテルは通常通り営業しています)
- 城ヶ島周辺の地図