ブログサイト 立ち上げて100記事目でちょっと振り返ってみる
まったく私事で恐縮であるのですが、ようやくこのブログも今年の1月に開設してから半年が経ち、投稿数も今回の記事をもってちょうど100記事の大台に乗せることができました。
大体2日に1記事と更新頻度もとりたて多いというわけでもないですし、その間Googleを初めとする検索エンジンには常に検索結果の最後のほうに追いやられて、まったく存在感なしのサイトですが、それでもここまで続けてこれたのは公私問わずリアルな友人・知人が見てくれたり、SNSでのいいね!やコメントなどが大きなモチベーションとなっています。
当ブログを訪問してくださった全ての方々に、この場を借りて御礼申し上げます。
思えば一番最初にブログを書き始めたのは昨年の9月。それからまだ1年足らずなんですよね。
この一年足らずの間に、ブログを通して私の人生は劇的に変わった…まだ目に見えて何かが劇的に変わったというわけではないですが、少なくとも自分が今していることや意識というのは劇的といってもいいくらい変化したと言っていいでしょう。
ちょうど1年程前の私は、これからどう生きていくか袋小路に迷い込んでいました。17年近く勤めていた会社を辞めて独立し、会社員時代にマンションも購入し、結婚もした。
普通に考えれば順風な人生を送っているように見えるかもしれないですが、ホントにこれって自分が望んでいる生き方なのか?というモヤモヤした気持ちをいつも抱えこんでいました。
それに仕事の方も、実際独立したといっても前に勤めていた会社からの流れでお世話になっているお客様が中心。だんだんと仕事も先細りしていく状況の中で、なんとなく過去の経験や実績にあぐらをかいて、新たに独立した事業主として売り込みをしたりアピールするようなこともせず…結局、サラリーマン時代の価値観やプライドが邪魔したり、本当はその価値観ややってきた事がサラリーマンとして守られた世界だから通用したことであって、そういった後ろ盾がない状態でやっていく自信がもてなかったり常に心のどこかで恐れを抱いていました。
そんな悶々とした毎日を送りながらどうすればいいか模索していたある時に、プロブロガー・作家の立花岳志さんの著書『ノマドワーカーという生き方』という本との出会いが、今日までの私の人生を大きく動かしてくれました。
- 立花岳志さんのブログ『No Second Life』
自分の人生を自らデザインする…。今までの自分には発想すらない生き方に衝撃を受け、そして己に最も足りない部分であり最も必要なことでないかと思ったのです。
この時点では自分がこれからどうしたいのか?何をしたいのか?は全然見えてなかったですが、ブログの可能性を感じとってまずは自ら情報を発信してみようと思って昨年9月にアメブロで自分のブログを始めました。
当初はろくにブログの書き方も分からず続けていましたが、立花さんが主催するNSLブログセミナーや、大勢のブロガーやアプリ開発者が集まる只の飲み会『Dpub』にも参加させて頂き、そこでブログの書き方を学んだだけではなく、既に自分の人生をデザインして生きている人や生きていこうと日々取り組んでいる人達との出会いは、今までの自分が持っていた人生の価値観を大きく変えるものとなりました。
そして今年の4月4日~6日の3日間を通して参加したワークショップ、『人生を劇的に変える!超実践 3daysワークショップ』での学び。そしてこのワークショップや歴代参加者が集う『合同シェアの会』での仲間達との出会いは、まさに自分の人生をデザインする大きな第一歩となっています。
先程も言いましたが、まだ周りの人が見えるような形で変わったところがあるわけでもありませんし、自分でも目標としているモノを達成しているわけではないです。ただ、一年前の自分とは見える世界、価値観、意識や行動はまったくと言っていいほど別の人のようにいい方向に変わってきてること。そして、さまざまなよい繋がりがさらに新たな繋がりを生むという好循環を生み出していること。一冊の本との出会いに始まり、ブログを通じて素晴らしい人達との出会いに本当に感謝です。
ちなみにアメブロの記事は、今のブログを立ち上げる前の5ヶ月で59記事ほど書いて、現ブログサイトに移行したのですが、あまりに今の記事に比べると内容が薄すぎるので公開するのをやめました。今も決して質のいい記事を書いているとは言えないですが、今改めてみると思わず苦笑いしてしまうような文章で、こうして続けていることによって人に読んで貰えるような記事の書き方とかもそれなりにレベルアップしてるのだなと思いました。
なかなか自分のブログのアクセスが伸び悩んで最近までへコんだり、Googleからの流入をどうすれば増やせるかなどいろいろ手をつけたりしたのですが、そもそもGoogleのために記事を書いているわけじゃねぇよ!と思ったんですよね。
たしかに一人でも多くの人に読んでも貰いたいという思いでブログを書いていますし、そうでなければ自分用の日記でいいわけですからね。確かにサイトを立ち上げてから日も浅く、SEOも不十分だと思うので検索エンジンに評価して貰えるレベルではないかなと思うので、より多くの人の目に留まるようにはそこはそこで対策をしていかなくてはならないかなと。でもいかに自分の思いを伝えつつ人に読んでもらえる記事を書くかが一番大事なことであるので、人の目を惹きつけるタイトルのつけ方や内容のあるコンテンツ、読みやすい文章を書けるようにすることがまず最優先だと思ったのです。
そして、たとえアクセス数は少なくとも、こうしてブログを通じてこの一年の間に劇的にさまざまな変化が出てきたことを考えると、もう十分意味のあるものになっているのですよね。だからいたずらに焦ることなく、これからも続けていくことが大事だなと思っています。
そんな矢先、つい先日。このブログでリニューアル準備ついでにちょっとした実験をしており、それについて書いた記事がなんとニュースサイト Gunosy(グノシー)に掲載されるというサプライズ。SEOに興味のある人やブロガー、開発者向けの記事なのでいわゆるグノシー砲的な爆発力のあるアクセスという訳ではないですが、今までの最大アクセス数を大幅に更新。はてブにもエントリーされたり、ニュースサイト Vingow(ビンゴー)にも掲載されたり、ブログを書いてて一番うれしい出来事でした。このように続けていることが少しずつでもよい変化をもたらしていることを実感できます。
ブログ名 変更からGoogle検索に反映されるまでの期間を調べてみた | Takashi Kimura.com
まぁ、3編にかけて気合を入れて書いた旅宿レポが殆どアクセスなくて、30分もかけずにサラリと書いた記事にアクセスが殺到するというもブログって面白いなと…
さて、早ければ来週中にもブログサイトのリニューアルができそうな感じです。より今のブログサイトのコンセプトをはっきりさせるため、今後は本業関連のコンテンツを完全に分離して、それぞれのサイトでより内容のある記事を書いていけるようにしたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。