IT 雑記帳 歩きスマホ防止アプリ【2014/05/24】
ソフトバンクから歩きスマホ防止アプリ『STOP歩きスマホ』が、昨日23日にリリースされたようです。
今回はAndroid版のみということでGoogle Playから既にダウンロードできるようになってますよ。
STOP歩きスマホ 4.0 以上
カテゴリ: ツール
Google Playで詳細を見る
今までも歩きスマホ防止アプリはいくつか出ていたのですが、通信キャリアがこのようなアプリを出したという意味は大きいところです。
歩きスマホの怖いところは、本人は無意識のうちにやってしまっているところ。
私も極力歩きスマホには気をつけているつもりなのですが、気がついたら画面の方ばかりに目線がいって、ハッ!これはいかん!と。
朝夕の混雑している時など前の人にぶつかりそうになったりして少し気まずくなったりして、その場ではもうやめようと思うのだけど、きっとその後も無意識のうちにやってしまってると思うんですよね、歩きスマホ。
あれもたまたま人とぶつかりそうになったというだけで、殆どの人がぶつかりそうになる前によけてくれているから歩きスマホをしてても普通に歩けてると思い込んでるだけ。
逆の立場で歩きスマホをしている人を見ると、こっちからよけますし、中には明らかに画面のほうへ視点が集中していて危ないなぁ…と人の振り見て思うことが多々あります。
下の動画はNTTドコモが歩きスマホの事故防止とマナー向上の一環として、渋谷のスクランブル交差点で横断歩道を渡る1,500人全員が歩きスマホをしならが渡った場合どうなるかというのをシミュレーションした動画です。
で結果はと言うと、無事に渡りきったのはわずか3分の1。
全員が歩きスマホをしながら渡るというのは極端で非現実的なことですが、それだけ人間の視線が一箇所に集中してしまうと何でもないような事がまったくできなくなってしまうということなんです。
歩きスマホが引き起こす大事故では、歩きスマホ中に踏切内に進入してしまって電車にはねられて亡くなったという事も現実に起きているので、何かに集中して周りが見えない状況というのは本当に怖いことだと思います。
歩きスマホを法や条例で罰則を設けようかという議論も上がっていますが、まずは歩きスマホの危険性を認識してもらいマナーを向上させる活動を続けていくことが大事だと思います。
実際、歩きながらスマホをしなくてはならないシーンなんて殆どないんですよ。
その歩いている時間が惜しいほど忙しいですか?そんなに時間が惜しいならタクシーかハイヤーでも手配したらどうでしょう?
道がわからないので、GPSナビで確認しながらと言う場合にでも立ち止まって見ればいいだけなんですよ。歩きながら確認する必要はないわけです。
便利なものはつい脊髄反射的に使ってしまう。これも一種の依存症と思うと怖いですね。
さて、私も無意識にやらないようにアプリを入れてみようと思ったのですが、あいにく私のAndroidのキャリアはdocomo。
一応試しにサイトにアクセスしたのですが、残念ながら下のようなメッセージが出てインストール出来ませんでした。
キャリアから出てるアプリなんで、自キャリアのみのサービスというのはわかるのですが、この手のアプリは通信キャリアが一丸となってマナー向上に努めていかなくてならないと思うので、こういう線引きをするのはどうなのかなと思ってしまいます。
キャリア以外から出ている、歩きスマホアプリも試してみましたが、歩いている状態を検知する精度が今一つですぐ削除してしまいました(^^;
近いうち他キャリアからもリリースされるでしょうし、iPhone版もリリースされることでしょう。
アプリに頼らず、自分の中でマナー意識を持つことが大事なことですが、とは言え無意識のうちにやってしまう習慣がついてしまっているものでもあるので、アシスト役として活用するのはいい事だと思います。
STOP歩きスマホ 4.0 以上
カテゴリ: ツール
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