ブログが続かない人って、自分を恰好よく見せようとしたり完璧なモノを書こうと力が入り過ぎてるんじゃないですかね?
このブログを立ち上げてからあと一か月ちょっとで丸2年を迎えます。
その前にアメブロで約半年ほどやっていたので正確には2年半ということになりますが、いずれにしても飽きっぽい私がよくここまで続いたものだなと。
なんだかんだ、こうやって自分の思ったことや体験したことを書いたりするのが好きなんでしょうね。ブログで広告料や紹介料が入ってくると言ってもたかが知れた金額ですし、ぶっちゃけ費用対効果の話をしてしまえばお話にならないレベル。
さらに昨年の今頃などは、週に5~6記事のペースで更新していたけど、最近は週2記事ぐらいに一気にペースダウン。
それでも、記事数はいつの間にか430ほどになってますし、ジワジワとアクセス数も増えていき、月間6桁の大台も何とかキープしてますし、RSSの定期購読も増えていったり、製品やサービスの記事依頼や他サイトへの寄稿依頼などありがたい話を頂いたり。。。と、こうしてブログを通して変化や成長を感じることができる。それが続いている一番の大きな理由なのかなと思います。
(自分的には1000記事を超えてようやくブロガーとして一人前かなと思ってますが)
私の周りにもブログを書いている人は大勢いらして、私がブログをやるはるか以前から書いている人から最近になってブログを始めましたという人やこれから始めようという人も数多く、こうしてネットを通じて個人が情報を発信できるというのはつくづくいい時代になったなと思います。
その一方で、ブログを始めたはいいが辞めてしまう人。ちょっと続いていると思ったらしばらくすると消えて忘れかけた頃にまた少し更新しては消えるを繰り返している人も多く見かけるのも事実。私がブログを始めた頃にガンガン更新していたはずの人も今はパッタリと更新が止まった人もそれなりにいて、始めた頃から変わらずに更新している人って本当に数える人しかいないんですよね。
中にはこの人なんで辞めちゃったのかな?勿体ない。と思う人何人かいて残念やら寂しいやらと思うことがあります。
辞めてしまった人や更新してはすぐに消えたりを繰り返している理由は人それぞれあると思うのですが、一番見てて勿体ないなと思うのが、力が入り過ぎて続かない人ですね。
これは私が見て個人的に感じることなので、他の人はどう思うかはわかりませんが、ブログが長続きしない人って人よりいい記事を書こうと力が入っていたり、より自分をよく見せよう賢く見せようと思っている人、記事の内容から文章構成まで完璧に仕上げようと思っている人、より多くの人にいい記事書いている!と思われたい人。こんな感じの人を思い浮かべるのですが、こういう人達ってほとんど続いてないなと見てて思います。
こういう人達っていい記事書くなぁ~っていつも思います。もう彼らの記事を見ていると私のなんかテキトー過ぎるなと。でもその一方でこのクォリティーで書いていても続かないだろうなぁと思っていると、案の定パッタリと更新が止まるんですよね。
結局、力が入り過ぎていると、始めたての時や自分の気分が乗っている時はいいんですが、人間の調子なんてそんないい状態の時ばかりじゃないですよね。結局調子が下降線になるとブログを書けなくなる(書きたくなくなる)。そしてそういう人は完璧主義に近い人が多いですから、今度は継続できないことに対してネガティブになって、さらにブログから遠ざかる。
外部から大きな刺激を与えられてまた再開する人も中にはいるんですが、根っこの意識が変わっていないからまたしばらくすると消えてしまう。それの繰り返しですね。
私なんかも最初の頃は少しでもいい記事を書こうと思って、書いてはあれこれ文章をいじったり写真も加工したり入れ替えたりとか手を掛けていたのですが一年ぐらい前から止めましたね。
私なんかもともと文才など全くないので、書いた文章を見直していくら書き直したり追記したりしても今一つ納得したものにならないんですよ。もうこれをやっていたら時間ばかりかかってキリがない。
そうやって一生懸命?書いたブログだって、それが人にウケるとは限らない。
気合を入れて書いたブログがまったくアクセスも伸びず、SNSでもいいね!がさっぱりつかないで凹むことなんてしょっちゅう。もう野球で言えばワンバウンドのボール球を空振りするよなガッカリ度合。逆にまったくやる気がなく適当に15分ぐらいで書いた記事が過去のエントリーの中でも相当上位に入るようなアクセスがあったりするのもあったりで、こっちで期待する反応とは違うことなどしょっちゅう。そこがブログの面白さでもあると思うのですがね(笑)
ブログなんてそんな感じなので、よりよく完璧なものを目指してそこにエネルギーを使うより、ようはその記事で自分が何を伝えたいのかという一つの主題だけをハッキリさせておいて、その伝えたい主題が読む人に伝わる内容であればそれで十分じゃないかというスタンスで書いています。
私は写真をやっているので写真もそうですが、主題がハッキリしていない写真はどこに視点を置いていいかわからず、その写真の良さがさっぱりと伝わってきません。逆に多少構図がイマイチだったりボケやブレがヘンな感じでも伝えたいことがハッキリしている写真はそれだけでグッとくるものがあります。ブログの記事もそれと同じことだと思います。
どんなに丁寧に記事の構成や内容を考えて、自分ではいい記事書けたと(心の中で)思っていても、お前のブログはダラダラ長いだけで読んでいて疲れるので途中で読むの止めた。なんて面と向かって言われたり、逆にとても役に立ちました!ありがとうございます。という感謝の言葉を頂いたり、同じブログを読んでいても人によって180度評価が違うわけです。
なんで、たとえ拙い文章でもそれが自分の伝え方であれば、それは続けているうちに他の人にはないその人なりの個性が出るブログとなりえるのではないかと思うのですね。
多くの人によく見せようとしている文章って、その記事自体の完成度は高いなと思うんですが、その代わりその書いている人の個性が隠れてしまってちょっと面白味に掛けるんですよ。
それよりか文章自体はそれほどうまくなくても、その人の個性が出る文章、伝えたいことがハッキリしているブログの方が、読んでいて面白いですし、入っていきやすいですよね。
なんでヘンにカッコつけようとせず、自分が伝えたいことを自分なりの視点や書き方で気軽にアップしていけばいいんじゃないかなと。ブログは自分専用のメディアなんだし何をどう書こうと基本自由。別に毎日更新にこだわる必要もないし、自分のように特別な才能がなくてもダラダラゆる~く更新を続けていても、続けていれば冒頭に書いたように自分にいろんなものが返ってくるわけですからね。